5日、妻に起きた出来事はその後も私の気持ちの中で重い足枷のように残ってしまい、再発しないという保証が無いから日課の散歩も控えめになってしまった
それとあの時は元気に散歩も終わって、家に着いてから起きたことなので、今振り返るとすこぶるラッキーなことだった
散歩途中で起きたらそれこそ面倒な対応に陥ったかもしれないが、玄関先で起きたので私が傍にいたから体を支えることができた。私が居なかったら間違いなく倒れて大事になったことが想像できる
女医さんからも 「散歩はするように」 とコメントされたので、翌日からは時間を短めにして歩いている
だがいつものように歩いても 「大丈夫だろうか? 突然起きないだろうか?」 の不安が付きまとってしまい、複雑な気持ちを抱えての散歩となっている
家の中に居ても今まで以上に妻の行動を見届ける負担が増えてしまった。こんな生活がいつまで続くのか? いささか私もメンタル的に疲れてしまった
妻を介護するという仕事は 「抜け道の無いトンネル」 だと思っているが、トンネルの中は無情にも夢も希望も無い闇の世界が続いている。困ったことだ
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