この12月に妻は掛り付けの公立病院へ三度通院したが、このようなことは 「全く思いがけないこと」 で、振り返ってみても始めての出来事だった
私の今までの人生でもこの 「全く思いがけないこと」 が起こると殆どが悪い事に繋がって、良い事はあまり無かったように記憶している
ところで三度目の通院では終わりの会計処理 (この病院では自動支払機で処理している) で支払機の表示を見たら金額が 「ゼロ円」 だったので、私は意味が判らなかった
お金を払わないのは有難いが、何で 「ゼロ円」 なのか? 近くにいた女性スタッフに聞いてみた
すると71~74歳までの高齢者はその月に支払う医療上限額 (ただし、同じ病院であること) が決められていて、それを越えると以後は何度通院しても 「ゼロ円」 になるとのことだった
「奥様の場合はこの金額です」 と、その上限額を教えてくれたが、そんな制度があるなんて全く知らなかったことだった
そう言われれば二度目の 「RI検査」 での支払い額が意外と少なかったと思ったが、この検査は高額なので二度目でその上限額に達したから少なかったのだろう
家に帰ってから一度目と二度目の支払額を足してみるとピタリとその上限額を支払っていた
世の中には知らない事があるのは判っているが、このような制度もあるのか? と思ったが、払う金額が少ないのは有難いことだった
でもこの制度いつからあるのかは知らないが、この病院でお世話になってからもう10年も経つが支払金額が 「ゼロ円」 だった記憶が無い
でも妻との病院通いはもうたくさん、それが実感でした
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