今日11時過ぎ、妻との散歩も終わったので庭のパンジーの花殻を摘んでいると、通りかかった老婦人が声をかけてきた
「綺麗によく咲いていますね。それと花が大きいですね」 と、パンジーたちを褒めてくれた
ここに転居してから今年で七年目だが、以前にも数回この老婦人と話したことがあった。勿論、名は知らない面識のないご婦人だ
いつもこの道路を通りながら我が家の庭で咲く花をみながら愛(でてくれるそうで、無造作に植えた我が家のパンジーも意外と道行く人たちを癒(しているのかもしれない
今日は特に花びらの大きさが気になったようで 「私の家の庭にもパンジーがあるが、このように大きくはありませんよ」 と、感心したような話しぶりだった
最近、私も 「今年植えたパンジーはいつもと違って花びらが大きい」 と思っていたので、この老婦人の感想は多いに参考になった
何故大きい? 種類的には特別な大輪パンジーでは無いので、おそらくはこの異常気象で気温が高いのが原因ではないだろうか?
例年なら、この時期の朝は降る霜にあたって葉は凍りついたようにカチカチとなる。それでも二、三時間もすれば柔らかさを取り戻していたパンジーだったが、今年はそんな環境では無く気温高めだから、その分、勢い付かせる養分が花びらに集中したのだろう
それ意外にもいろいろな事を話したが、今日は散歩なのか? 買い物なのか? は判らないが暫し世間とのコミュニュケーションが繋がった午前のひと時だった
だがリュックサックを背負いながら白いマスクなので素顔は全く見えないが、この老婦人は推定私より歳を重ねているのは確かなようだった
別れる時、これから家に帰って鉢植えの君子蘭の葉を綺麗に磨くのが予定だと言った。そうか? もうそんな時期かと思いながら、私も旧宅では大きな鉢植えの君子蘭の葉を牛乳で磨いて照りを増した記憶がふと蘇ってきた
それにしても今日も気温は高めだ
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