日暮らし通信


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不気味な空き家

2016年01月23日 14時48分55秒 | 日暮らし通信
日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

空き家

近くの路上にて
(撮影: H280123)



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私が住んでいるこの界隈(かいわい)は、前の道路が幹線の抜け道になっているので車は往来するがそんなに騒音も苦にはならない静かな住宅地である

だが一つだけ気になることがある。それは極く近くの道路沿いに一軒、空き家 (写真) があることだ。今、多くの自治体では増えつつある空き家への対応で苦慮していることだろうが、困った問題でもある

写真ではあまり緊迫感が感じられないだろうが、実際に空き家の前に立つと何とも不気味な雰囲気を感じ、人は住んでいなくても恐ろしい魔物が住んでいるような錯覚に陥ってしまう

家は人が住んでいないと運気の勢いが無くなって朽ち果てるスピードが加速して滅びて古くなるばかりだと言われる

この家を見ると築年数もかなり経っているようだが、かなり老朽化してただ立っているだけの物体との感じだ

私が見ただけでもそんな気持ちになるが、この家の両側の住人はもっと危機感を感じているはずだ

このまま時が過ぎれば倒壊の恐れもあるのだろうが、行政側としてはお手上げの状況なのだろうか?

夏の頃、写真左部の樹木はかなり繁ってその枝が道路に延びて行き交う人の迷惑になっていたが、いつのまにか写真のように丸坊主に刈り上がった。通る人も車も大助かりだった

しかし、このような空き家を見ていると俗に言う 「栄枯盛衰(えいこせいすい)」 との言葉を想い出す。この家だって新築の頃はそれなりに人が住んで毎日を過ごしていたに違いないからだ。それがどのようにしてこのような空き家になってしまったのかは判らないが、余所事(よそごと)とは言えこんなに朽ち果てた危険な住み家があるのは寂しくもあり、空しくもあり、そして近隣住民としては不安さが増すばかりだ

このような空き家は取り壊すしか対策が無いだろうが、早急に何とかならないだろうか?