昨夜は凄い風が吹いた。
台風24号が関東地方に接近する頃はぐっすりと寝込んで知らずに過ごそうとしたが駄目だった。
日付けが変わる頃から風の音が強くて目が醒めてしまった。その後は寝たような寝ないような不規則の催眠だったが、特に1時半過ぎ頃には風の音はますます激しくなって眠るどころではなくなった。
時には家屋そのものが揺れ動くようで恐くなったが、Mは何も感じ無い様子で寝ていた。
おそらくそのピーク時の風速は30メートルを超えていたであろうが、ここに転居してから始めての強風だった。
とにかく激しい風の音で 「屋根が吹っ飛ばないか?」 と恐ろしさが増すばかりだった。今までもこのような経験は想い出せないほどの強風だった。
その時刻、都内ではどのくらいの風が吹いたのか? を気象庁のデータで調べると ( ( )内は発生時刻)
八王子市 (0011)・45.6m/s、府中市 (0032)・35.3m/s、大田区羽田 (0132)・39.6m/s と、どれも 「観測史上最大」 との注釈があるから、この辺りでもこれくらいの風が吹いたのだろう。
この台風、スピードアップして短時間で通り過ぎたが、もしスローペースだったら、もっと恐ろしい時間が続いたころだろう。
そして今日は 「台風一過」 の晴天、早速Mを誘って川沿いを歩いてきた。
空堀川にも水の流れが戻ってきたが、河川の雑草が幅1メートルほど下流側に倒されているから、昨夜はかなり水位も上がったようだ。
帰り際、近所の奥さんに出会って昨夜の話しになったが 「怖ろしくなって、一家四人で二階から一階へと寝床を移しました」 と、やはり風の怖さを強調していた。
だが強風だったが、心配していた大雨はあまり降らなかったようで助かった。 ところで、次ぎに控えている 「台風25号」 の進路が心配になってきた。
またあの激しい風の音と、家屋が揺れたことを想い出すと 「台風24号」 は経験しなかった恐さを焼き付けて去った自然現象だった。
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