朝刊37面には 『塩害か京成線ストップ 電線出火相次ぐ』 との四段記事があった。
台風24号が去ったのにまだ塩害? と不思議だが、その24号の強風で巻き上げられた海水が電気設備に吹き付けられて漏電が起きる 「塩害」 の可能性があるという。
そう言えば静岡の方でも長期の停電があるが、海に近い地域では塩分を含んだ強い潮風が設備に吹き付ける。この塩分が電気を安全に使用するための 「碍子 (がいし)」 に付着することで、火花が発生することがあるそうです。
本来 「碍子」 は絶縁体だが、塩などが付着すると通電可能な導体になるそうだから面倒な不具合でもある。
強風と共に大雨ならその塩害も流されるであろうが、台風24号は意外と雨が少なかったのだろう。
戦後のある時期までは停電を頻繁に経験したが、その後はあの 「東日本大震災」 で一回 「計画停電」 があったくらいだった。
電気が来ない不便さは他人事ではないが、生活全てが電気のお陰で成り立っているので、長期停電したらどうなるか? なんて想像したこともない。
今日、9時前、Mと川沿いを散歩しながら電柱の 「碍子と変圧器」 を眺めた。
この辺りまでは海水が飛んで来ないであろうが、海に近い所は 「碍子と変圧器」 にもろに吹き付けられるから広範囲に塩害が起こることは避けられないことだろう。
「停電したらどうしよう?」 と、私も真剣に知恵を絞ることにしましょう。
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