農地の境界に山茶花の垣根があり。根元を見るとかなり樹齢が経っている太い幹が見えた。
その山茶花が今は所々に花が咲き始めた。一気に沢山咲くのではなく、チラホラと咲くのがこの垣根の特徴でもある。
ネットで調べると花の色は、赤色や白色やピンクなど様々であるとのことだが、この垣根には白色だけが咲いている。
この山茶花を撮っていると、高齢風のご婦人が通り掛かり 「何の花を撮っているのですか?」 と声掛けがあった。
私が 「山茶花です」 と答えると 「私は椿(だと思っていたのですが、山茶花と椿はどう違うのでしょうか?」 と難しい質問を受けた。
このような質問は年に一度くらいは聞かれるので、ネット検索したことを忘れないように 「スマホのメモ帳」 に控えておいたので、それを見ながら少し知ったか振りの答えを聞いて貰った。
詳しいことはネット上で見て戴くことにして、私が簡単に憶えているのは 「山茶花は花びらを散らすが、椿は花首から落ちる」 、 「山茶花の雄しべは放射状だが、椿は筒状の雄しべをしている」、それと 「葉形が山茶花は楕円形でギザギザが目立つが、椿は細長くギザギザが目立たない」 の三つの違いを知るだけでも充分だろう。
私の拙い説明でこのご婦人は理解していただけたのだろうか?
両方ともなかなか印象深い花だが、私はどうも山茶花も椿も散り様(が好きではありません。
以下の画像で山茶花の簡単な特徴を纏めてみました。
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