街中でも、川沿いでも咲く花も少なくなってきたが、新年明けてまず咲き始めるのが 「臘梅 (ロウバイ)」 だ。
今日は独り散歩なのでいつもと違ったコースを歩いていると、ある民家で今年始めて臘梅が咲いているのを見た。
臘梅はクスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に属する中国原産の落葉樹で、半透明でにぶいツヤのある黄色く香り高い花がやや下を向いて咲く。
この花は見た目が何となく冷たそうなので私はあまり好きではないが、種は有毒で中毒すればストリキニーネ様の中毒症状 (中毒すると過敏症,強直性痙攣 (けいれん) などの症状を呈する) を起こすとのことなので怖い樹木でもある。
花びらがまるで蝋細工のようなのでこの名の由来なのだろうが、正に蝋のように透き通っている。
私の感じではこの花が咲くと冬本番、でも春に先駆けて咲く花なので、デジカメにとっては格好の被写体でもある。
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