大相撲初場所も後半戦になった。
私は12日のブログで 「波瀾万丈の何かが起こりそうな初場所になる」 と予想したが、その波乱の幕開けは四連敗して引退した横綱・稀勢の里だった。
だがその穴を埋めるはずの大関陣も栃ノ心が休場、現時点では豪栄道が五敗、高安も四敗とは情けない内容だ。
だから貴景勝や御嶽海などの若手に期待したが、その御嶽海も八日目から休場してしまった。その上、横綱・鶴竜も休場、何とも休場者だらけの場所に変身してしまった。
私が予想した 「波瀾万丈」 の言葉に該当するかどうかは判らないが、なぜこのように怪我による休場者が多いのだろうか?
素人考えだが、怪我をするのはあの土俵から落ちた時に受傷することが多いことに原因がありそうだ?
土俵は高さは34 ~ 60センチとのことだが、どの力士もそこから落ちることに対して 「落ち慣れ」 していないことに問題はないだろうか?
どの部屋の土俵も平面のようで場所の本割りでの土俵のように高くはないから、稽古では土俵から落ちるタイミングなどを身に付けることはできないはずだ。
土俵を平面にすれば必ず怪我の発生率は低くなるだろうが、伝統やらを重んずる協会では 「NO」 と言うだろうから、各部屋の土俵を高くして稽古すべきだと思うがどうでしょうか?
それと相撲協会はもっと力士の怪我に対して、その要因などをデータアップして適切な対策を講じることが優先課題でもある。
「怪我は土俵の上で治せ」 との格言もあるようだが、怪我を更に悪化させることにも繋がる。怪我の治療は部屋任せでは無く、協会として取り組む問題でもある。
稀勢の里の場合ももっと適切に治療していれば、まだまだ相撲を取ることが出来たかもしれない。
初場所は誰が優勝するのだろうか? また白鵬? ぜひ若い力士の優勝を期待します。
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