「新しい年になった」 と思ったがもう半月も過ぎてしまった。
最近、歳のせいなのか、寒さが身に浸みるようになったが、かつては寒さなどは何とも感じ無い私だった。
日課であるMとの散歩もまだ気温が上がらない午前は避けて、午後に歩くようになってしまった。
東京地方では暮れから新年にかけても雨が降らず、湿度低下で乾き切ったような水分不足の空気を吸うしかない。
いつも川沿いを歩いていても、目にするのは干上がった空堀川の白い川底ばかりだから、何とも殺風景な佇まいを感じてしまう。
咲く花もほとんど無くなって寂しくなったが、同時にあまり鳥を見なくなった。 昨年河道内の樹木を伐採したことも影響があるのだろう。
休む木々が無ければ鳥たちだって来るはずがないだろうが、何処へ行ってしまったのだろうか?
時々見るのはスズメ、カラスくらいだがその数も少なく、今年になってからメジロは一羽も見たことがない。
旧宅では庭に餌場を設けて、果物などを置くといろいろな鳥がやって来るのを楽しんでいた。
昨日、その頃の写真を探して当時を偲んだが、ひょうきん者のようなメジロはそれなりに可愛らしい鳥だった。
これは二階のベランダから撮ったが、この頃、私のデジカメではフル・ズームアップしてもこの程度、もう少しアップしたかったが、これが精一杯のアングルでした。
これを撮ったのは16年前、まだMも元気だった。
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