諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

嫌いな旦那のメガネ。 その5

2013年11月01日 01時37分01秒 | アイテム

続きます。

Mさんのブログのテーマは、会社、子供、姑、新築した家等についても語っています。

何でも庭の壁だけで300万円かかったとか、クルマは白のBMW、勿論新車。姑は捨てるほど金を持っていて有名なマッサージ店に毎日タクシーで通っている。タクシー代は片道5000円はかかっている、半年前に亡くなった舅が生きていれば等々ですね。それでもブログ大半は旦那に対してです。

姑は息子、つまりMさんの旦那に甘く、旦那が欝でアルコール依存症になったのも自分のせいにされている。旦那に何故尽くさないのか、旦那が大事じゃないのか等々、旦那だけでなく姑にもストレスをぶつけられている。

結婚する前は楽しかった。見合いで結婚したが、断ろうか迷っていた。結納金300万円貰って結婚を断ったら、倍返しで払わなければならない。自分の父親は嫌なら断れと言ったが、世間体が心配。

結婚式は自分が結婚する実感が無かった。退屈、早く終わればいい。子供が出来ても孤独感は変わらなかった。

25年間、苦しみ続けるだけの生活。子供がいるから別れられない。旦那に女がいたのも知っているが子供の為に耐えた。自分の人生は一体何なのか。辛いだけの生活。もう限界・・・・・・。

いやー、読んでて辛いです。しかもこんな愚痴だけのブログですが、コメントもやはり旦那と仲の悪いご婦人方が大勢書き込んでいます。

自分もそうだ。気持ち分かります。分かれたいけど分かれられない等々、こんなにも結婚生活が破綻しているのかと思いましたね。

うーん、独身の私には分からない世界です。ただ一つ分かっている事、それはMさんが会社社長の二代目である旦那の肩書き、富、名声、権力に魅力を感じて結婚してしまったという事です。

見合いから一ヶ月半程度で結婚を決めたのを後悔していましたが、旦那が一般のサラリーマンだったら結婚しなかった筈です。そして未だに別れない本当の理由は旦那の経済力が大部分の様に思います。

それを肌で感じたから旦那もMさんが好きになれない。だから酒に走り、女に走り、欝で体調を悪化させ、体重も50キロまで落ちたのでは無いでしょうか。勿論、二代目としての重圧はあると思いますが、どちらも世間体を気にして回りに流されての結婚が原因の様に思います。

私もこんな経験があります。

私が26歳で上京し、株の業界紙に勤めてた時の話です。この会社の総務部に某有名出版社の創業者の孫がいました。自宅は虎ノ門3丁目。勿論、とんでもない豪邸です。クルマもソアラとBMWに乗っていました。ルックスもまあまあでしたね(実は結構イケメンでしたが、私は言いたくない)。

この男、当然モテました。会社の女子社員の話題は何時もこの男です。当時はまだまだバブルが残っていて、クリスマスは赤プリに泊まりたいとか、アッシーとかメッシーとか言っていた時代です。お金が全てのような感じでした。

多分、数十億、もしかしたら100億円以上の資産があるかも知れないこの男のハートを射止めるのが、女子社員の目標になっていました。他の男子社員には目もくれずです。

私は整理部にいて、その隣は4名の若い女性で構成される庶務課があったのですが、「うちの会社、給料が安いよねぇー。結婚している人達、どうやって生活しているのかしらぁー。共稼ぎよねぇー。嫌よねぇー。社内結婚だけは止めた方がいいよねぇー。あの彼以外はねぇー」なんて話しているの仕事している振りしてよく聞いたものです。

「女性はやっぱりお金なんだなぁー。金持ちには勝てないんだなぁー」と思いました。これがトラウマとなって未だに独身続けているのかも知れませんわ。

話をMさんに戻します。若い頃のMさんも同様にお金を重視し、それが今の不幸を招いていると言えます。そして現在、お金に振り回された人生が不幸だった。自分の人生は間違っていたと思っているのだと思います。

そして旦那から処分しろと言われたメガネ4本をヤフオクで売った。その内の1本は落札者がおらず、2本落札した私にくれたと言うことは、旦那の顔の一部だったメガネに憎しみを感じていたと思えます。

私なら好きだった人の所有物は売らないし、絶対捨てません。好きな人が使っていた物がいとおしいと思いますから。それを売ると言う行為は憎しみ以外の何物でも無いと思います。

つまり、私が手に入れた3本のメガネは憎しみの象徴。怨念のメガネです。

うーん、そんな怨念のメガネを手に入れた私。貧乏な私。惨めな私。あー、困りました。こんなメガネ掛けたら怨念が私に取付き、死ぬ可能性もあります。そうでなくても十分運が悪い私です。ひとたまりも無いかも知れません。

貧乏症な私ですから捨てる事はしませんが、一先ずメガネに塩を振りかけ、水で洗い清めて、部屋に祀っている神宮大麻をかざして祓い清めようと思います。

しかし、まあ、タダより怖い物は無いと言いますが、本当かも知れませんわね。このメガネを掛けて事故死でもしたら、私の人生、Mさんよりも馬鹿げてます。惨め過ぎますよ。

あー、怖い、怖い。

 

ではでは。

 

 

コメント
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