諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

妖怪・手長と瀬織津姫。 その5

2014年01月11日 02時14分16秒 | 瀬織津姫

うーん、練が不十分で書き出したので、文章がグダグダになってまいりました(何時もの事ですけど・・・・)。チョット行ったり来たりしてしまうと思います。すみませんね。

さてタク幡千千姫尊と天忍穂耳尊についてです。二神はそれぞれ天手長比売神社と天手長男神社に祀られている。それは二神が夫婦であり、手長のグループであると考えらます。

天忍穂耳尊は本来天孫降臨する筈の神でした。天照大神に降臨し、葦原中つ国(日本)を統治すべき神と言われいた訳ですから。

しかし、天忍穂耳尊は天浮橋から葦原中つ国を覗き、魑魅魍魎が跋扈しているのにビックリ。その騒がしさに躊躇し、降臨の権利を息子のニニギノ命に譲っています。これは或る意味、国譲りをしたと言えます。

ここで国譲りした神をあげて見ます。

先ずは大国主がタテミカヅチに「否、佐」と迫られ国譲り。

伊勢の地では阿部志彦に国譲りを迫られ、神風を起こして諏訪に移動した伊勢津彦。

以前に天孫降臨していたのに神武天皇に迫られ停戦。停戦の命令を聞かなかった部下??のナガスネ彦を息子に殺させたニギハヤヒ尊。

以上、三神が代表的です。これらの神々は敵に迫られて国譲りしたのに、天忍穂耳尊は定まらずいる葦原中つ国に降臨するのを拒否し、自分から降臨の権利を息子・ニニギノ命に譲った。これは流石に疑問を感じますね。

特に疑問なのが、天忍穂耳尊とニギハヤヒ尊との関連です。

偽書かどうかは判りませんが、先代旧事本記ではニギハヤヒ尊は天忍穂耳尊の息子で、ニニギノ命の兄とされていますからね。

神々の世代は末子相続だった為、兄のニギハヤヒ命が天孫降臨せずニニギノ命が下ったのは、理屈ではあります。

でもニギハヤヒ尊を信仰した、或いはニギハヤヒ尊の部下だったナガスネ彦が神武天皇と戦っていた訳です。

ニギハヤヒ尊は先に来た天津神でありながら、後から来た天津神に国を譲った。これ、天忍穂耳尊とかぶると思います。

天忍穂耳尊は躊躇して降臨しなかった。そして同じ天孫族なのに神武天皇に服し、ナガスネ彦を息子に殺させたニギハヤヒ尊。二神は似ていると思います。神格を貶めて書かれているところが特に・・・・・・・・。

私、思うのです。もしかしたら天忍穂耳尊とニギハヤヒ尊は同神じゃないかと。まさかとの思いもありますが、ナガスネ彦も同神じゃないかとも思えるのです。

そして大国主とも関連している。もしかしてもしかしたら大国主とも同神ではないかと・・・・・・・・・・・・。

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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