続きです。
会社の歯車になる事を誓った私ですが、皮肉な事に会社の方が続かなかったんですねぇー。まっ、私の人生いつもこうです。
詳しくは「馬鹿な大将、敵より怖い」と題して以前書いたので、経緯を知りたい奇特な人はそちらをお読み下さい。
ちょっとだけ申しますと聞くも馬鹿馬鹿しいし、話すのも嘆かわしいのですが、新聞の発行部数が激減し、紙面が削減されたのです。
私が入社した時は15万部。二年後、私が退社時の退社時は5万部です(私って貧乏神かも・・・・)。
旧社屋では20万部刷るのが限界と言う事で新社屋を建てていたのですが、意味無いじゃんって事になっちゃいました。
その後、新社屋建設が仇となり会社は会社更生法適用。
またまたその後、某IT企業に買い取られ、奴隷のように頗る安い給与で働かされていると聞いていますが、それでも発行部数は数千部まで落ちたと聞いています。
世の中、諸行無常と言う事ですわね。
その後、私は総会屋系の経済紙(捕まる前に逃亡)、建設業界紙(休刊)、タブロイド紙(創刊から半年で廃刊)を経て(本当に貧乏神かも・・・・・)、老人向けの月刊誌に採用されました(もう破れかぶれよ)。
そしてその初出社の日。日本全体を震撼させるとんでもない事件がありました。「地下鉄サリン事件」です。
初日は顔見せ。午後1時出社で私は難を逃れたのですが、その老人向けの雑誌社の所在地は東京都千代田区神田岩本町。最寄の駅は地下鉄小伝馬町駅です。一番被害者が出て、6名の遺体が運ばれた駅です。
私は少々期間をあけて初出社の日を決めさせて頂いたのが幸いしました。1日早かったら瞳孔が針の穴のように狭まって、ベッドの上か地下の下に置かれていたかも知れませんわね。
不運が続く人間は命だけは取られないと聞きますが、私の場合もそれなのかも知れません。幸か不幸が判りませんけど・・・・・・・。
実はオウム心理教に付いては以前から知っていました(マハポーシャは知らなかったけど・・・・)。
本屋で「麻原彰晃」が胡坐をかいたまま宙に浮いている写真を見て、本当にそんな事が出来る人がいるのだと当時は信じたものです。
人間って何かを信じたい生き物なんだと思います。生きていくのは大変です。何かに縋り付きたい。何かに頼りたいと誰もが思っているはずです。
私も縋りつきたいし、信じたい。純粋な人は特にそうだと思います(私が大人になれないのも悪い意味で純粋だからか・・・・・・)。
だからこそ間違いを引き起こすのではないでしょうか。
私だっていい歳までフロレスを真剣勝負だと思っていました。
「柔道一直線」と言うドラマを見て、訓練すれば桜木健一のように「二段投げ」や「地獄車」と言う技を身に付けられる。
千葉真一のように校舎から校舎へ仮面ライダーのように飛び移れる。
近藤正臣のようにピアノの鍵盤の上に飛び乗り、足の指で「猫踏んじゃった」を弾ける・・・・・っとまでは思いませんが、努力すれば大抵の事が出来ると信じていました。
純粋と言う事は諸刃の刃ということですね。
つづく。
会社の歯車になる事を誓った私ですが、皮肉な事に会社の方が続かなかったんですねぇー。まっ、私の人生いつもこうです。
詳しくは「馬鹿な大将、敵より怖い」と題して以前書いたので、経緯を知りたい奇特な人はそちらをお読み下さい。
ちょっとだけ申しますと聞くも馬鹿馬鹿しいし、話すのも嘆かわしいのですが、新聞の発行部数が激減し、紙面が削減されたのです。
私が入社した時は15万部。二年後、私が退社時の退社時は5万部です(私って貧乏神かも・・・・)。
旧社屋では20万部刷るのが限界と言う事で新社屋を建てていたのですが、意味無いじゃんって事になっちゃいました。
その後、新社屋建設が仇となり会社は会社更生法適用。
またまたその後、某IT企業に買い取られ、奴隷のように頗る安い給与で働かされていると聞いていますが、それでも発行部数は数千部まで落ちたと聞いています。
世の中、諸行無常と言う事ですわね。
その後、私は総会屋系の経済紙(捕まる前に逃亡)、建設業界紙(休刊)、タブロイド紙(創刊から半年で廃刊)を経て(本当に貧乏神かも・・・・・)、老人向けの月刊誌に採用されました(もう破れかぶれよ)。
そしてその初出社の日。日本全体を震撼させるとんでもない事件がありました。「地下鉄サリン事件」です。
初日は顔見せ。午後1時出社で私は難を逃れたのですが、その老人向けの雑誌社の所在地は東京都千代田区神田岩本町。最寄の駅は地下鉄小伝馬町駅です。一番被害者が出て、6名の遺体が運ばれた駅です。
私は少々期間をあけて初出社の日を決めさせて頂いたのが幸いしました。1日早かったら瞳孔が針の穴のように狭まって、ベッドの上か地下の下に置かれていたかも知れませんわね。
不運が続く人間は命だけは取られないと聞きますが、私の場合もそれなのかも知れません。幸か不幸が判りませんけど・・・・・・・。
実はオウム心理教に付いては以前から知っていました(マハポーシャは知らなかったけど・・・・)。
本屋で「麻原彰晃」が胡坐をかいたまま宙に浮いている写真を見て、本当にそんな事が出来る人がいるのだと当時は信じたものです。
人間って何かを信じたい生き物なんだと思います。生きていくのは大変です。何かに縋り付きたい。何かに頼りたいと誰もが思っているはずです。
私も縋りつきたいし、信じたい。純粋な人は特にそうだと思います(私が大人になれないのも悪い意味で純粋だからか・・・・・・)。
だからこそ間違いを引き起こすのではないでしょうか。
私だっていい歳までフロレスを真剣勝負だと思っていました。
「柔道一直線」と言うドラマを見て、訓練すれば桜木健一のように「二段投げ」や「地獄車」と言う技を身に付けられる。
千葉真一のように校舎から校舎へ仮面ライダーのように飛び移れる。
近藤正臣のようにピアノの鍵盤の上に飛び乗り、足の指で「猫踏んじゃった」を弾ける・・・・・っとまでは思いませんが、努力すれば大抵の事が出来ると信じていました。
純粋と言う事は諸刃の刃ということですね。
つづく。