諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

宗教の怖さ。【オウム真理教扁】 その5

2014年01月29日 08時15分24秒 | 人生
続きです。

神様になってしまった人に異議を申し立てたらどうなるでしょう。

何たって相手は神様になっちゃった人ですからね、「この罰当たり」と成っちゃいます。
神だから全知全能です。間違いはありません。当然、間違いを認めません。間違いないのに異議申し立てたら「天誅したろか」になります。オウム真理教なら「ポア」と成りますかね。

麻原彰晃は一宗教団体の教祖では満足出来なくなった。だから衆議院選挙に打って出たのだと思います。
私は当時、ただ単にオウム真理教をPRするため選挙に出たんだろうと思っていましたが、本当に当選すると思っていたようです。

確か教団からは麻原彰晃始め25名ほど信者が選挙に出たと記憶してます。勿論、全員落選です。供託金は全部没収されたと聞いています。

供託金は一人当たり300万円。25名が選挙に出たということは、300万円×25名=4500万円。4500万円の金を没収された訳です。
宣伝にしては随分金賭けたと思っていましたが、真面目に当選すると思っていたらしいです。そこまで自分は神だと思っていた事になるのでしょうか。殆ど狂人状態だと思いますね。

まっ、それは兎も角、教祖たる自分が落選した訳です。

間違いが無い自分が落選した。神を語り真理を語る自分が散々な結果となった。こんな結果は認められない。これでは信者に示しが付かない。これじゃ教団が成り立たないと考え、全て政府の妨害があったと事にしたと私は思っていました。、

しかし、本人も信者達も本当に当選すると確信していて、本当に国の妨害があり全員落選したと考えていた節もあります。ここん処、私には判りません。
神になった人、麻原彰晃を崇拝した者たちの心境など判りませんからね。
判っている事は、この選挙の落選が発端で地下鉄サリン事件に繋がったと事位でしょうか。ホント、馬鹿げていると思いますよ。

一体、麻原彰彰とオウム真理教は何を目的に選挙に出たのか。

創価学会率いる公明党を超える宗教団体の政党?
ナチスを率いるヒットラー?
それとも総理大臣?
もしかしたら天皇に成りたかったのか?

オウム真理教って、ただ単にトラック運転している部門を運輸省??と呼んでいましたよね。そしてそのリーダーは運輸大臣。他にに科学省、大蔵省、総務省等々あったと思います。
これって日本の政治システム其の物です。もしかしたら、日本を支配する存在に成りたかったのかも知れませんね。

世界的に見ても日本人は集団を好む民族だと思います。個々人は弱い存在でも、集団と成れば底力を発揮する。故にここまで発展出来たと思います。

そして日本人は役職を狂信的に好む性格があります。

教団程度の規模でも運輸大臣とか、大蔵大臣とか呼ばれて嬉しいと感じる。大臣のポストから落ちたくない。だから麻原の信頼を得たい。麻原の命令は絶対だと思う。
これも信者達があれ程の凶行に走った原因のように思いますね。

私の家にも多くの新興宗教の方々が布教に来ます。彼らの多くは清廉な人たちです。特にエホバの証人の信者は素晴らしいと思います。でも集団と成ると首を傾げる事例が数多く感じられます。

オウムの信者達も、個々人は一般的な日本人よりも善であり、純粋な方々と思います。
しかし、集団と成るとリーダーの歪んだ権力意識から純粋な悪に成ってしまう。

私、思うのです。宗教は教団に成るべきではないと。神と自分、それだけで成立すると思うのです。

個人だとその宗教心が正しいのか自分でも不安になります。たから誰かに教えを請いたい、縋りたいと思うのですが、それこそ「神は人の上に人を作らず」です。「神の前では誰もが素人」です。誰も神の事を100パーセント判っている人は居ません。自分で実感していくしか道は無いと思います。

最近、スピリチュアルブームです。ヒーラーと称す方の中には、「プチ麻原彰晃」の様な人が見受けられます。

私、どちらかと言うと神道を信仰しているのですが、神道には神と人との間に眷属が存在していると考えています。神社を見れば判ると思いますが、狛犬が社の両脇に鎮座しています。この狛犬が眷属です。神の使いです。

お守り、お札、御神籤等々、神社で売られていますが、それらは神ではなく眷属が宿っていると考えます。

眷属は神ではありません。勿論、ヒーラーも神ではないです。眷属とヒーラー、やっていることは似ています。ほぼ同じです。教祖も同様かも知れません。

私、まだ断言は出来ませんが、人が眷属と同じ立場になるのは、神も眷属も許さないのではないでしょうか。
今まで調べてきて、体調を崩し調子の悪いヒーラーや大病を煩っているヒーラーが数多く見受けられます。もしかしたら・・・・と思うのです。

御神籤も占いと言えますので、占い師も眷属と同じ仕事をしている様に思えます。占いに興味のある私は多少なりとも危惧しています。

まだ、確信はしていませんが、「触らぬ神に祟り無し」は眷属も指していると思います。眷属に恨みを買う行為だけは慎まなければならないと思いますね。


ではでは。










コメント
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