あーあっ、株、乱高下してますね。まぁー予想通りですけどね。
消費税8%まで後2ヵ月。そりゃ乱高下しますよ。アベノミクスのメインエンジンは消費税増税前の駆け込み需要ですからね。
まっ、一気に5%から10%にするよりは大分良いですが、3%から5%になった時も大幅に景気が悪化しましたからね。今回はそれを上回る可能性高いと思います。
本当に10%まで持って行くか不透明ですが、やっちゃったらとんでもない事になるでしょうね。
特に東北は3.11の震災で、家の再建を考えている人が大勢います。私も半壊した家を直さねば成りません。
しかし、東京オリンピックのせいで熟練の職人は少なくなってます。しかも建築費、材料費も2割増しのまま。人件費もどさくさに紛れて2割り増し。いや、何か更に上がってきている感じです。そこに消費税の増税ですからね。厳しいってもんじゃないです。
実はチョット前まで復興バブルに沸いていた仙台も、結構景気が冷え込んできました。
先日、国分町を通ったのですが、人、少なかったですねぇー。思っていた以上に落ち込みが速いと感じましたよ。
ちり紙交換も最近は中々来なくなったので、変だなぁーと思っていました。そこで業者が来た時聞いてみたら、皆、福島県に流れているそうです。放射能除去しに。
放射能除去だと1日16000円貰えるそうです。年寄りも優遇するそうなので、皆行っているです。だから宮城県は停滞している感じなんです。これでは宮城県の復興も難しいですわね。
消費税の増税は少額商品は余り感じませんが、家とかクルマとかの高額商品には重くのしかかります。
3.11前に2000万円で家をを建てたとしたら、消費税プラスしても2100万円で建てられました(土地代含まず。土地も大幅に値上がり中)。
それが今では2割り増しで2400万円。そこに来年の消費税10%がかかるとしたら2640万円。その差540万円。これ、最低金額です。実際、もろもろは更に高い筈です。
勿論、ローンで買う訳ですから金利もかかります。値上がり分の540万円にも金利がかかる訳ですから、35年ローンなら900万円近く高くなる計算です。これはもう白旗ですよ。
アベノミクスで給与が上がるといわれていますが、東京都と宮城県では二倍近く年収に差があります。しかも給与アップは大手企業が優先。つまり大手企業本社が集中する東京都が優先で、宮城県まで回るとしても時間がかかります。こりゃもう無理です。
そして予想通り中国経済が不透明に成っています。韓国経済なんか破綻しそうです。
全世界の経済を牽引してきた中国がポシャれば、全世界マイナス成長となる可能性があります。
ギリシャの破綻も影響が高かったのに、隣の韓国はもう確実??に駄目ですし、中国も嘘の数字を並べている状態です。
今の株価の乱高下も、それが頭にあるのは明白だと思います。
それでも日本は全世界の平均よりはマシだと思いますが、大打撃は避けられないでしょうね。どうなるんでしょうね。
日本経済にとって一番良いのは法人税の減税と所得税の増税なんですが、安倍さん、所得税増税は考えてないみたいです。税金取られるくらいなら、使っちゃえと成りますのにね。
以前は最高税率約90%でしたが、現在は約50%。アメリカとほぼ同じです。
でも、アメリカは農業国で食料は自給出来るし資源もある。50%でも限界は来つつありますが、国は何とか回ります。
しかし、資源も食料も自給できない日本では、アメリカの真似はできません。最高税率50%では無理なんです。
現に格差が広がり、不正規雇用の増加で結婚もまま成りません(私の様に・・・・)。
勿論、少子化にもなります。どうやって高齢化に対処するんでしょう。
今の日本の問題点は所得税の減税も少なからず原因なのです。昔の税率に戻して必要経費を大幅に認めなければ、景気なんて良くなる訳無いんです。
消費税の導入は、高額所得者ばかり税金を取るのは不公平と言う事で導入され、その見返りで所得税は減税されましたが、これが日本経済停滞の一因なのは間違いないです。
それでも増税はしない。年収2000万円台の公務員が日本を動かしているといえますが、その彼らが増税で一番割が合わなくなります。だから増税するつもりは無いのです。
公務員が主役の日本。公務員が第一の日本です。先ずは公務員ありきの日本なのです。国民は二の次、三の次。公務員さえ生残ればそれでいい。何のため勉強して来たんだって話です。
以前の税率に戻すなんて考えていない。考える訳無い。これじゃ日本は絶対浮き上がれないです。
あと20年、団塊の世代が一掃するまで国民は、飲まず食わずで生きていくしか道は無いです。特に地方は・・・・・・。
っと言う訳で、私はアベノミクス失敗、そして終焉に一票を投じます(前から言っていましたが・・・・)。
勿論、私の考えが間違いである事を切に希望はしています。日本の為に・・・・・。
ではでは。