もうチョット続きます。
さて、男女の性器の神様と言うと道祖神が思い浮かべます。
石碑に彫られた仲良の良さそうな男女が村の出入り口に鎮座しているケースもありますが、そのものズバリのものが置かれていたりもします。まあ、生々しいので小さな社に入れられている場合が多くなっていますが、「どうだっ」って感じですかね。
道祖神と言うと東北では割と当たり前の様に数多く置かれていますが、特に大き目の神社の境内に鎮座している場合が多いです。それだけ大切な存在なのだと思います。
道祖神は一般的には猿田彦命とされています。勿論、猿田彦命は男の性器の神様です。まあ、説明は不要だとは思いますが、あの長い鼻が男性の性器を表してますわね。
そうなると女の性器の道祖神はアメノウズメ命となるでしょう。猿田彦命とは夫婦ですから。まあ、アメノウズメ命が猿田彦命の可能性も有りますが・・・・・(何れ語ります)。
アメノウズメ命は天岩戸にお隠れになった天照大神を出す為にホト、つまり性器を露にして踊っています。つまりアメノウズメ命も性器がキーワードです。女性の性器の神となります。女性の道祖神で間違いないと思います。
男女の性器が御神体の神はまだ居ます。豊受大神です。男女の性器を合わせて豊受大神です。私は道祖神と豊受大神は繋がっていると考えています。
私、以前「豊受大神の御神体」で暈し暈し簡単に書きました(性器を出すのは生々しいし、簡単には書けないので・・・・)。
「御神体などどうでも良いのでは」等々、知ったかぶりの記事と取られ、コメントで苦言を呈されてしまいましたが、豊受大神に対してはそう簡単に説明し辛い点が多すぎます。本質はもっともっと考えが練り上がったらと考えています。
私は神道の本質は豊受大神が握っていると確信しているのですが、それを説明するのはまだまだ力不足です。その点、誤解を与えてしまったのは遺憾です(遺憾という言葉使う点でもイカンですけど・・・・)。すみませんでした。
っという事で壱岐島の天手長男神社に戻ります。天忍穂耳尊に続いて注目は配神の天手力男とアメノウズメ命です。天手力男命もアメノウズメ命も天岩戸から天照大神を出す為尽力した神です。
私、天手力男命は猿田彦命と考えます。そして天手力男命の「手」の字が気になります。手長足長の一族だと思えるのです。
そして仲哀天皇も祀られていますが、気になりますねぇー。これも長くなりそうですので、またの機会に書きます。そろそろ終わりたいので・・・・・・・。
さて、神功皇后は瀬織津姫を憑依させていたと書きましたが、神社システムの役割の一つは怨霊を祭り上げて守護神にする事です。極論すれは神功皇后と瀬織津姫は敵対していたと考えられます。憑依していたとしても元々は敵だったと思います。
その証拠に天手長比売神社近隣に八幡神社があるのですが、天手長比売神と八幡神は土地を争って対立したとの伝説があります。同様な例は全国にもあります。
つまり八幡神にとって強敵だった瀬織津姫を守護神として祀り上げ、そのシンボルとして御手長を掲げた。そして必勝を祈願して、瀬織津姫の縁の地である壱岐島に立ち寄ったのだと思います。
壱岐島は月読命の島であり、手長足長の島です。少なくても瀬織津姫は関連がある筈です。多分、源流は同じと思います。
以上、長々とシドロモドロになりながら書いてきました。長々と稚拙な文章で判りづらかったと思いますが、ニュアンス的にご理解頂ければ有り難いです。
もっとも天手長比売神社も天手長男神社も、神功皇后が掲げていた御手長を祀ったことから鎮座されたとの伝説もあります。私の話は断言ではなく仮説です。その点、ご了承の程、お願いしますね。
ではでは。
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