諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

七十七銀行女川支店津波被害裁判を考察する。その2

2014年03月01日 00時02分05秒 | 東日本大震災

まだまだ続きます。

例えば七十七銀行ではなく、仙台名物・ブラック企業に派遣社員で勤めていたらどうでしょうか。

ブラック会社支店長が震度6強の地震の後、「持ち場から離れるんじぇねぇー、津波なんかこねぇー、いいからさっさと後片付けやってろ、くらぁー!!」なんて言いやがったら、私なら「やかましい~、このブラック野郎。さっさとそこを退きやがれ~、クワッ、クワッ」と言って、ブラック支店長を殴り飛ばしてでも建物から退避します。

ブラック企業なんか何時までも働けませんし、忠誠誓っても何にもなりませんからね。例え正社員であったとしても退避します。大抵の人は逃げる筈です。

しかし相手は名門・七十七銀行の支店長様です。今後の行員人生を考えれば逆らえません。その点を裁判でどのように判断したのか疑問ですし、支店長に権力があり七十七銀行に名声があるからこそ、その点を論議すべきだと思いますね。

まっ、私もブラック証券会社??に勤務してました。はっきり言って軍隊でした。上官・・・・じゃなかった、支店長の命令は絶対です。逆らったら会社になんかいられません。それだけ高給会社の上司は強いのです。

私も支店長命令でテリトリーを多賀城市に決められ、意義を唱えた事がありました。私は地元の人間で、新聞販売所の息子です。地域の情報には詳しいのです。

確かに多賀城市には地主が多く、大金持ちが多数住んでいましたが、それ故、悪質な先物取引会社や豊田商事が横行し、被害者が続出してました。

その上、私の勤めていた証券会社はその年に総合証券会社となって社名も変えたばかり。会社名など誰も知りませんし、知名度もありません。

仮に仙台市内が担当でしたら、仙台支店は仙台のど真ん中にありましたし、インチキ証券会社じゃない事も証明しやすいのですが、多賀城市ではそれも出来ない。だから絶対苦戦すると思いました。

その旨、支店長に意見したのですが、相手は連隊長・・・・じゃなかった、支店長ですからね。「上官に意見するつもりか貴様!!」となり支店長と腰ぎんちゃくの主任は激高。私は泣く泣く服従せざる負えませんでした。

勿論、結果は私の予想通り大苦戦。同期の奴も岩沼市なんか担当させられたもんですから、同じく大苦戦でした。地元の人間から見れば当然です。支店長は静岡県出身ですから、そんな事分からなかったと言う事です。サラリーマンもつくづく運が大事だと思いましたわ。

それに女川町には他にも2社の銀行がありました。殆ど同じ場所にです。七十七銀行に比べりゃ、ググッと小さい銀行です。失礼ながらサラリーも七十七銀行と比べガッカリするほど低いと思います。

故に私の出身大卒でも普通に出世出来る銀行で、行員もその町の出身者が多い超地元密着の銀行と言えます。

その銀行の行員達は、皆高台に逃げて全員無事でした。もしかしたら建物がちゃっちく、「こんな建物じゃ駄目だぁー」と思い逃げたのかも知れませんが、やはり銀行の知名度や収入の低さか逃げる事に躊躇しなかったのではないでしょうか(スミマセン)。

また、少なからず七十七銀行女川支店長より津波に対して認識があったと思います。。

その小さい銀行に出来て七十七銀行に出来なかったと言う事は、何かしらの責任はあるように思えます。

まっ、七十七銀行女川支店長が地方出身者で、地元・女川の事を余り知らなかった、津浪の歴史も知らなかったで済むのならば、それは仕方ないかも知れませんが、不運では片付けられないと思いますね。


ではでは。


コメント
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