続きです。ここからが本題です。
この大法寺にも鬼渡神が存在してました。何とお寺の敷地内に何故か塩竈神社が鎮座していたのです。
以前、「塩竈神社の地主神」のお題でブログを書きましたが、塩竈神社祀られる本来の神は志波彦神、つまり阿須波神だと私は考えています。そして阿須波神は鬼渡神。私の親父が選んだ墓地も鬼渡神との因縁があったのです。
何故、大法寺の境内に塩竈神社が鎮座していたのか。
大法寺の開基は1608年。私、思うのですが、塩竈神社はその前からこの地に鎮座していたと思います。
大法寺の開基した場所である北山は、多くの寺院が集中している土地です。そして山は古来の霊場。北山なだらかですが元々は起伏のある山であり、縄文時代からの霊場だった。故にお寺が集まって来たと思います。
宮城県神社庁に登録してある塩竈神社は案外少なく4社のみです。多分、大法寺の塩竈神社は神社庁の登録からもれている社と思われます。
まっ、それはどうでも良いのですが、奥州一宮・塩竈神社は塩竈神社のの総本山です。それなのに宮城県に塩竈神社は神社庁認定で4社しかない。
実は塩竈神社が一番多く鎮座している場所は、四国の香川県と我が故郷・福島県です。共に19社鎮座しています。
そして60社あるとされる鬼渡系の神社は福島県に集中している。その理由は幾つかありますが、この点も「塩竈神社=鬼渡神」を示すものと言えます。
ところで、私も死んだら大法寺の墓に入るのか。陰陽五行では私は「木」、私の親父は「金」。私は親父に切られる存在。そして私は「金太郎(鉞を持っているし、名前に金が入るから金)」や「桃太郎(桃も金)」、そしてその手下の「犬・猿・雉(全部が金)」に退治される「鬼(鬼は木であり、冬も意味する)」でもある。仲の悪い親父と一緒の墓に入るのはチョット躊躇しますね。
本来、墓は一人一墓です。現在は「○○家の墓」として家族一緒に埋められますが、それは墓相的に良くない。更に独身で家督を止めた者は同じ墓に入るべきではない。同じ寺に違う墓所を買い求め、そこに埋めるべきとの事です。
そうなるとまたまたお金が掛かりますね。これは困ります。どうしたら良いでしょう。
「地獄の沙汰も金次第」と言いますが、死ぬのにもお金が掛かりますわねぇー。家系は甥がいるのでそんなに心配はしてませんが、縄文時代は墓は山だった訳です。
私は墓石はいらない。山に埋めてもらえば十分だと思っているのですが、どんなもんなのでしょうね。
死んでからも墓相を心配をしなければならないのは矛盾していると思いますし、一体墓って何なのでしょう。
こんなことでも悩まければならないなんて、人間、生きるも死ぬのも大変だと思いましたわ。
いやいやいやいやいやですわね。
ではでは。