フォーナインズNP-722にしちゃいました。

前回、眼鏡レンズをガラスにするかプラスチックにするか書いちゃいました。そしてガラスレンズに決定。RIDOLチタニュウムとKIO YAMATOのプロトタイプの二つのメガネフレームを持って弐萬円堂にバイクを走らせたのです。

大変親切な女性店員さんが対応くださいまして、彼女のアドバイスでKIO YAMATOにレンズを入れる事に決定。出来上がりは一週間後と言う事に。でも彼女、チョット聞き捨てなら無い事を言ったのです。「レンズの厚さが6ミリになる」と。

実は視力は測らずに以前と同じ度数のレンズを入れる事にしました。しっかり調べるともっと強い度数になるのは判り切っていたから。そうするともしかしたら視力が強すぎて本が読めなくなる可能性がある。それは不味いと思ったのです。

それでも運転免許が何とかOK程度の視力です。だったら変に度数を上げない方が良い。そう考えました。

以前、その同じ度数のレンズを入れていた眼鏡フレームはソリッドブルーS-25。レンズの横幅は53ミリ。そしてそのレンズの厚さは4ミリ台。この程度は許容範囲。だったらKIO YAMATOの横幅55ミリも何とか5ミリ程度に収まる筈だと思っていたのです。

そしたらレンズの厚さが6ミリになる。レンズの横幅がたった2ミリ大きくなるだけで厚さが1ミリアップ。これには考えちゃいます。たった1ミリの差ですが、この差が大きいのです。5ミリは「チョット厚いね」ですみますが、6ミリは「うわぁー厚い」となります。見っとも無いのです。

KIO YAMATOのリムの幅は一番厚いとこで3ミリです。強度近視用眼鏡のリムは4ミリですから、結構太いのです。一般的なのは1.5ミリ程度ですから。

レンズの厚さは6ミリ。3ミリはみ出てしまう。これは不味い。見っとも無い。目立つ。ド近眼なのがばれてしまう。これは参った。

ここの女性店員さんは本当に親切です。私の身になって考えてくれてます。私、こういうタイプに弱いのです。私は言い切っちゃいました。「KIO YAMATOでお願いします」 と。

このKIO YAMATOはプロトタイプと言いましょうか、多分、見本品です。どこにも品番が記載していません。否、テンプルが細過ぎて記載出来ないのだと思います。ここに引っ掛かっておりました。

横幅55ミリ、厚さ6ミリの重いガラスレンズをこんな細いテンプルで支えられるのだろうか。しかもモダンも付いていないのです。眼鏡の前方に比重が掛かるから鼻パットに重心が掛かるし、落ちやすくなるのは目に見えています。

しかもこのKIO YAMATO、テンプルが短めで水平近くに伸ばしております。これは付けていられない気がします。うーん、難しいのではないか。

そして決断しました。チタンのKIO YAMATOは止めてセルフレームで作って貰おうと。そうと思ったら早速また弐萬円堂へバイクを走らせました。三つのセルフレームを持って。

持って行ったセルフレームは「HIBIKI HK-405K　薄茶透明」、「レスザンヒューマン　エレキング　茶と白のマーブル」、そして「フォーナインズ　NP-722　ハバナ」。私はこの中だったら一番好みのレスザンヒューマンで作れればと思っていました。

店に到着したら前日の女性店員さんはおりませんでした。好都合です。「踏ん切りの付かない男ね」と思われたくなかったし。

担当した男性は年齢からして店長だと思われます。これも好都合でした。早速、話をしてどのフレームが良いか尋ねました。

店長さん曰く「エレキングは小さ過ぎる。HIBIKIはそれより多少大きいが、かなり広げてフィッティングする必要があるし、レンズと目が接する可能性がある。その中ではフォーナインズが一番良いだろう」と。

うーん、実はフォーナインズはヤフオクで2100円で落札したものですが、ヤフオクで上手に売れば15000円程度で落札されると思います。私には勿体無いから売ろうと思っていたのです。デザインも少々クラシカルで私好みでは無いですし。

でも私のデカ頭にはやはりフォーナインズが合う。否、デカ頭にはフォーナインズしか無いのかも知れません。こう言われたらもう決断するしかないです。「フォーナインズでお願いします」と。

長々と書いて来ましたが、店からしたらフレームも店の商品から選んで欲しいと思っているでしょう。しかし、私のデカ頭に合うフレームは無いのです。丁度良いのが。そしてクオリティが高いのは。

遠い昔から全部が全部、眼鏡のテンプルを広げに広げて作っていましたが、フレームが私のデカ頭のプレッシャーで歪みが生じます。ヘタヘタになっちゃうのです。故に私にはフォーナインズしか無いのです。残念ながら。

今回もフォーナインズになっちゃいましたが、他のメーカーも私のようなデカ頭に対応したフレームを作って頂きたいです。まだまだ眼鏡フレームメーカーは努力が足りないと思います。残念ながら。

そして日本にはフォーナインズがある。これは私には幸いです。私のデカ頭でもストレス無く掛けられますので。

それにしても眼鏡選びは難しい。出来上がりはどうなることやら。本当に難しい。

 

ではでは。