今日、眼鏡が出来上がりました。弐萬円堂で作ったのですが、出来上がりまで10日も掛かっちゃいました。流石、ガラスレンズ。人気が無いからこれだけ日にちが掛かったのでしょうね。いゃーえらい待たされましたわ。
入れたレンズは「昭和光学HI-TEX Ⅲ屈折率1.80 M ブラウン15%」です。球面のガラスレンズです。税込み8640円でした。
早速このレンズをネットで調べたら、このレンズは価格が乗っていないです。同タイプ外側非球面は実売で税別28000円。屈折率1.60の球面で同14000円ですから、実売20000円台でしょうか。それが税込み8640円は安い。弐萬円堂さんもあんまり利益にならないのではないでしょうか。フィッティングもしてくれなかったし。
あっ、このレンズを入れたフレームはヤフオクで落札した「999.9 NP-722」です。Rヒンジのセルフレームです。だからフィッティングはあんまり必要ないです。先に考えていたフレームはちゃんとフィッティングしてくれたので問題にしていません。眼鏡の相沢ではフレームを買わないでフィッティングだけなら確か2100円程取られます。弐萬円堂は良心的ですよ。
以前は仙台名物初売りで弐萬円堂の三割り増し商品券(毛蟹プレゼント)を買って、それで作っていたのです。しかし今年の初売りでは三割り増し商品券を売り出さない。「何でだよ、ヤル気ないな」と思っていたら、何時の間にかレンズ価格が税別12000円から同8000円に値下げしてたんですね。しかもカラーを入れても値段が変わらすとは。うーん、安い。
しかもプラスチックの屈折率1.74の非球面レンズ+ブルーライトカットでも変わらず同8000円とは安くなったもんです。これじゃ三割り増し商品券も廃止しますわね。こりゃー儲からないわ。
出来上がった眼鏡を掛けてみました。うーん、やっぱり透明度が素晴らしい。プラスチックレンズとアッペ数はそんなに差が無いですが、実際にかけてみれば雲泥の差です。これがガラスレンズの素晴らしさですよ。
ブラウン15%入れましたがクルマの運転でも眩しさが低減。運転しやすい。それに、この程度の色合いなら夜に運転しても暗くならないです。ブラウン15%で正解でした。
重さも思ったより気になりません。セルフレームですから幅があるテンプルです。しっかり装着できます。しかもレンズ幅が52ミリですから少々小ぶり。この程度の重さなら許容範囲です。しかもレンズの幅もフレームにピッタリ収まっています。見た目の違和感はありません。
しかし、ガッカリな点もあります。先ずはガラスレンズを選んだ一番の理由である目のフォーカス機能が、やっぱり私の誤解だった事です。若干プラスチックレンズより穏やかでは有りますが、やっぱりフォーカスしずらい。柚子房さんのコメントの通りでした。度数を上げるとフォーカスしなくなるんですね。やっぱり老眼だったんだ。ガッカリですわ。
それとこのガラスレンズは球面です。そして度数が強い。それでだと思うのですが、今までの屈折率1.74非球面プラスチックレンズに比べ目が回るのです。何かクルマ酔いみたいに目が回り、軽い吐き気がしましたわ。うわぁー。
カラーを入れたのはクルマの運転で酔わなくなると主治医に聞いたからなのですが、ただ掛けるだけで酔うなんて・・・・・失敗したぁー。
やっぱりね、やっぱり私は失敗するんですよ。でもそれを覚悟でガラスレンズにしたのです。これでいいのです。くよくよしちゃ駄目。くよくよするもんか。いずれ慣れる筈だし。
第一、ガラスの方が断然長持ちしますよ、割らなければ10年以上も。プラスチックなんて精々3年程度でキズだらけ。コーティングがはがれたら絶対無理。
キズに強いコーティングも有りますが、性能的に微妙との話を聞いています。もしガラスレンズ並みにキズに強いのであれば、クルマのフロントガラスに採用される筈です。プラスチック製ライトカバーのクルマが有りますが、決まってキズだらけで不透明になっています。やはりキズによる耐久性はガラスだつくづくと思いますね。
それにガラスは熱に強いからそのまま温泉に入れるし、集中力が必要な釣りでは絶対にガラスです。簡単に汚れも落とせますし。
眼鏡フリークの人は、一つくらいガラスレンズの眼鏡を持つのも便利でよいと思いますよ。クルマに置きっぱなしにしても熱でレンズのコーティングが剝がれる事もないし。自然探索もガラスレンズならではのズバ抜けた透明感で感激も違いますよ。
でも事故に遭ったらやっぱりガラスレンズは危ないか。やっぱり何事も一長一短があるもんです。それはしょうがないですね。
ではでは。