諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

木花咲耶姫は不倫をしたのだろうか!? その1

2016年04月18日 00時08分29秒 | 神道

告白します。実は私、結婚しています。子供も三人います。男の子三人の三つ子です。こうなってしまった経緯を聞いてやってください。

もう数年前ですが渓流釣りに言った時の話です。川を遡って釣りをしていたら藪がガサガサ動いている。私は熊かと思って見まがえていたら、ライフルを持って猪を背負った髭ボウボウの猟師が藪から出て来たのです。歳は60代後半。身長は180センチを軽く超える大男です。驚きましたよ。

大男は「あんちゃん、釣れてるかい」と私に聞きます。私は「いやー全然です」と答えました。何匹が釣ってはいたのですか、皆小さくてリリースしていたんです。

私は「大きい猪ですねぇー」と言い返したら、髭の大男は「マズマズの大きさだな。牡丹鍋にして食うんだが、食いきれねぇーから一緒に食わねぇーか、あんちゃん」と聞き返します。

私は猪を食べた事が無いのでチョット食べてみたいなと思いまして、「じゃチョットご馳走になります」と答え、髭男の山小屋へ一緒に行きました。

この髭男は大山さんと言います。マタギをしているそうです。奥さんと山小屋で二人暮らしです。奥さんは山菜やタバコの葉を栽培しています。子供は数名いるそうですが、町で暮らしているそうです。

ご馳走は牡丹鍋と奥さんが山で摘んで来た山菜の天麩羅です。うーん、美味しい。猪の肉は豚より歯応えがあるがコクがあって美味しい。タラノ目、蕨等々の山菜の天麩羅も味が濃いです。

そして感動したのが大山さんが密造しているドブロク。これは今までに無い味わいです。これ以上美味しい酒は世界中探しても無いでしょう。感動ものの美味しさです。美味しくて飲みすぎましたわ私。

話は私が未だに独身だと言う事になり、大山夫妻は「うちにも未だに独身の娘がいるんだかどうか」と言います。酔っ払っていた私はあんまり覚えていないのですが、「いいよ」と返事した記憶が微かに残っていますけど、まぁー酒の席ですからね、断固断る訳にも行きません。冗談として受け止めてました。

その日は大山さんの山小屋で一泊しまして次の日に下山。家に戻りました。

そして暫くした或る日、二人の女性が私の家に訪ねて来たのです。何と大山夫妻の娘達でした。姉の大山伊和子さんと妹の華子さんです。二人とも大山さんに私の嫁になれと言われて尋ねてきたと言ってます。これは困った。

姉の伊和子さんはスタンハンセン似の大女。妹の華子さんは私が子供の頃からファンだった木之内みどり似のスレンダーな美人です。その二人が私の嫁になると言うのです。

困りました。体型が似ているからと言ってキクちゃんと花ちゃんの両方と結婚した、いなかっぺ大将の風大左衛門みたいには行きません。重婚罪になってしまいます。それよりもそんな甲斐性ありません。一人だって精一杯なのに・・・・・。

私は大きい女の人は嫌いではないですが、やっぱり木之内みどりのファンだった事もあり妹の華子さんが気になります。それで大変申し訳ないですが、伊和子さんにはお帰り願いました。

こうなっては酒を飲まなきゃやってられません。勢いに任せてその場で華子さんへプロポーズしちゃいました。

そして三日後、華子さんは言いました。「赤ちゃんが出来た。産婦人科へ行ったら妊娠三ヶ月だった」と。

えっ、三日前に初めて会ったのに妊娠三ヶ月?? 嘘でしょ。私の子供じゃないでしょ、絶対。

華子さんは私の子供だと言います。そんな筈無いです。絶対に前の男の子供です。そんなの誰だって判りますよ。

華子さんは「絶対貴方の子供だ」と言い張ります。私は信じられない。そしては華子さんは「私との子供である事を証明してやる」と言い放ち、私を家から出しました。そして玄関や窓に鍵をかけ、家に灯油を撒き火を付けたのです。「家が焼けている間に子供が産まれれば間違いなく私と貴方の子供だ」と言って。

私は何が何だか判りません。何で火事の中で子供が産まれれば私の子供になるのか。華子さんは気が狂っている。大変な事になったと思いましたわ。

火の手は家全体に回っています。消防に通報しましたが、消防車はまだ到着してません。困った。こうなったら水を被って私が助けに行くしかない。

そう決断した瞬間、華子さんが燃え盛る家から出てきました。三つ子を胸に抱えて。

その時、消防車と救急車が到着。華子さんと三つ子は救急車で病院へ直行。家は消火はしましたが全焼です。とんでもない事になりました。

その後、華子さんは放火罪で警察に捕まりましたが、精神鑑定で障害が見られ精神病院に入院。私は病院に預けてある三つ子を前にして途方に暮れています。どうしたら良いんでしょうねぇー。ホントにねぇー。

 

ではでは。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする