諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

マグダラのマリアは瀬織津姫ではなく、阿弥陀如来・八幡菩薩なのでは!?【熊野権現編】

2016年04月25日 00時45分40秒 | 瀬織津姫

あーあっ、こんな長いタイトルになっちゃいました。本当はケチン上人の名前も入れたかったんですけど、ケチン上人なんて誰も知らないでしょうから止めときました。

今回のお題ですが「安達ヶ原鬼婆=瀬織津姫」説からの続きです。申し訳御座いません。忘れてました。書いていたのを。

簡単に言いますと五衰殿のストーリー「熊野権現=瀬織津姫」で考えております。そして神道の神々は男女の性別をキッパリと分けるべきではない。この件は何れ天照大神をお題にして説明するつもりですが、その考えを元に書いています。ご了承しておいてください。

さて熊野権現・五衰殿が瀬織津姫であり、そのストーリーがあまりにもイエス・キリストに似ている。だから瀬織津姫はイエス・キリストではないかと前回書きました。

だったらマグダラのマリアはどこに行ったのだとなります。でもご安心ください。いるのですよ、五衰殿のストーリーにもマグダラのマリアと同じ役割を果たした人物が。その人物が前出のケチン上人であります。

その前にチョットだけマグダラのマリアが何をしたのか簡単におさらいします。

マグダラのマリアは一応、娼婦と言う事になっています。7つの悪霊に表意されていて苦しんでいたところ、バクテスマのヨハネの弟子で大工でありエクソシストであるイエスが、マグダラのマリアから悪霊を全部追い払ってやった。

その後、イエスが十字架にかかって処刑される事を知ったマグダラのマリアは、ゴルゴダの丘へ行ってイエスが処刑されるところを見た。

マグダラのマリアは香油をイエスの遺体に香油を注ごうと遺体が安置されている洞穴へ行ったが、イエスの遺体が無かった。その後イエスは復活して弟子たちの前に現れたと言う話です。

マグダラのマリアに付いては諸説あってハッキリ分かりません。今の日本円で300万円もするナルドの香油をイエスに注ぎ、イエスの弟子たちに勿体無いことすんなと言われたが、イエスは褒めてくれて反対に弟子が怒られたと言う話のマルタの妹もマリア。このマリアがマグダラのマリアだかハッキリしません。諸説がいっぱいありますので。

私は神の証である聖婚の考えから全員が同じマリアだと考えています。そしてこの話は最初に書かれたマルコによる福音書にフィクションを加えデコレーションした話だと考えていますが、タブーな話なのでこの辺で止めときます。

そのマグダラのマリアを五衰殿のストーリーにに当て嵌めると、善財王の弟でありながら仙人みたいな暮らしをしていたケチン上人が、マグダラのマリアの役を果たしていると思います。

ケチン上人は、五衰殿が鬼谷山で子供を産んで直ぐ首を刎ねられ処刑された事をその3年後に知った。子供はどうなったのか。ケチン上人は急いで鬼谷山へ向かった。処刑された場所に着いたら、トラや狼がうろうろしていた。ケチン上人は五衰殿の遺体や赤ん坊が食べられていると観念して近寄ったら、首の無い五衰殿の体に抱きかかえられ三歳くらいの子供が乳を吸っていた。王子だった。トラや狼は王子を眷属の如く守っていた。

ケチン上人は王子を抱きかかえ自分の庵に連れて行き立派に教育した。王子が7歳になった時、父親の善財王の元に連れて行った。王子が立派に成長していたことで善財王は自分の罪を悔いた。そして馬小屋の床に埋められていた五衰殿の首をを掘り起こしたら、生きている様だった。胴体と首をくっつけたら五衰殿が生き返ったと言う話です。大体、マグダラのマリアと同じ事をしたと言えます。

五衰殿の話はインドの摩訶陀国でのものです。こんな事があって摩訶不思議の摩訶陀国に嫌気が差した善財王、ケチン上人、王子、そして五衰殿は空飛ぶ飛車に乗って脱出。行き着いた先は日本の熊野。そしてこの4人は熊野権現となった。

ケチン上人の熊野の本地は阿弥陀如来。マグダラのマリアも阿弥陀如来と言う事です。

そして阿弥陀如来を神道の神として同一視されているのが八幡神です。故にマグダラのマリアは八幡菩薩となります。もしかしたら神功皇后に繋がるのかも知れません。色々ご意見は御座いましょうが。

八幡神は大変メジャーな神様ですが、大変謎に満ちた神です。或る意味、瀬織津姫を信仰しているとも調伏しているとも言える。これは難しいです。

八幡様について。或いは八幡様と瀬織津姫との関連については、仙台の亀岡八幡宮を題材に何れまた語りたいと思っています。

 

ではでは。

 

 

 

 

コメント (7)
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