何か何時もの様にしどろもどろになって来ましたが続けます。
これまで書いてきましたが、ちょっと困っています。実は現在進行中で魔王天神社を調べながらこの記事を書いているのです。
それて前回書いた第六天魔王である面足尊については私の頭に入っていた知識だけで書いたのですが、今調べたら私の考えと違っていました。私、間違っていました。面足尊は女神でした。
第六天と掲げる神社を調べると祭神は「面足尊・あやかしこ根尊」となっています。だから男女の順だと思っていたのです。
それと実は第六天魔王は手長足長と考えていて、「足」が付く方が夫。ウキペディアでも面足尊は男神、あやかしこ根尊が女神となっています。多分、そう思っている人が大部分ではないでしょうか。
でも魔王天神社の伝承は違ってました。経津主を祭神としているが、やはり面足尊とあやかしこ根尊との説があります。そして面足尊は「見目麗しい女神」、あやかしこ根尊は大変言いづらいのですが「崇拝すべき立派な陽根を持っている神」と言う意味らしいのです。
私、魔王天神社の伝承の方が正しいと思います。「根」の字はやっぱり男根と言いますか、男性器を表すと思います。それに美しいと言う形容はやっぱり女神に対してのものだと思います。
そして美しい女神と立派な男性器を持つ神のカップルと言えば和合の神である塞ノ神しか考えられません。しかも魔王天神社の第六天魔王は猿田彦尊であるとも伝わっているのですから。
魔王天神社には摂社があり疱瘡神と風神が祀られています。この二神は産鉄の神の性格も持っています。
そして剣が魔王天神社の御神体である事を考えますと、経津主の剣、そして猿田彦尊の長い鼻。これらは男性器を示す。つまり立派な男性器を持つ「あやかしこ根尊」と同神。更には男の塞ノ神と言えるのではないでしょうか。
また「あやかしこ根尊」が猿田彦尊であるなら、面足尊は「アメノウズメ尊」となります。実は「ウズメ」とは「珍女」。これも大変言いづらいのですが、「気高く立派なものを具えた女」の意味です。つまり「立派な女性器」の意味なのです。
アメノウズメは猿田彦尊と出会った時、そして天岩戸で裸踊りをした時、女性器を露にしています。女性器を印象付けている。つまりアメノウズメ尊と猿田彦尊で男女の塞ノ神となります。
魔王天神社では戦時中、戦勝と徴兵逃れのご利益があるとされていました。戦勝と言うと神風。猿田彦尊は風神でもありますから、そのご戦勝のご利益は理解できます。
しかし徴兵逃れと言う事は国家に服従しない意味が考えられます。昔では朝廷に逆らうことになる。つまり朝廷からは敵視されていた。恐れられていた神だから徴兵逃れのご利益がある。それは大陸から渡ってきた朝廷から見て日本本来の地主神であるからと考えられます。
申し訳ない。まだまだ考えの練りが足りませんが、以上から魔王神社、魔王天神社の魔王とは「塞ノ神」と私は考えます。
そして「塞ノ神」は本来の日本の神でありながら、天照大神の従神である猿田彦尊とアメノウズメ尊にされてしまった。その源流は久那戸大神とアラハバキ神に辿り着くと思います。
最後ですが南三陸の二社の二渡神社と魔王神社は戸倉長清水、戸倉水戸辺、戸倉波伝谷に鎮座しています。「戸」の地名からしても境界線の神がイメージされる。つまり二渡神、鬼渡神も魔王であると考えます。
南三陸の魔王神社の祭神がスサノオ尊なのは、祟り神には乱暴者の考えからスサノオ尊が配神として祀られ、真の魔王が忘れ去られたのではないかと思います。それは私の故郷・福島県いわき市三和町の旧・鬼渡神社である永井神社に摂社としてスサノオ尊が祀られているのと同じ理由です。
以上、もうグダグダになっちゃいました。もうチョット考えを練ってから書くべきでした。今回は未消化ですがここまてです。
また機会があったら書きたいと思います。本当に申し訳ないです。
ではでは。