諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

裁判長、カルロス・ゴーン被告への求刑は、無期懲役でどうでしょうか!? その2

2019年05月11日 13時22分16秒 | 政治・経済
続きです。

トヨタに頼みたくても日産の社員はプライドが許さないでしょうね。

日産の社員は高学歴ですが、トヨタは多くの大学から人物重視で採用している。日産の社員はトヨタの社員を格下と見ている部分が少なからずある。そんなトヨタに頭を下げるなんて出来ない。冗談ではない。

今、トヨタでは「トヨタイムズ」なるCMを流しています。そこで香川照之は「トヨタは変わると言っているんです。でも、変わる、変わるって、前にも聞いた事がありません?」と語っている。

これっ、日産を皮肉っているのです。以前、日産はイチローを起用してイチロ日産で「変わらなきゃ、変わらなきゃ」と言ってましたから。

随分昔にもトヨタはセリカのCMで「名ばかりのGTは道をあける」なんてやってました。その名ばかりのGTとは日産のスカイラインGTで間違いないと思います。

日産でもスカイラインRSのCMで「4バルブでなければ、DOHCは語れない」とやってます。当時のセリカのエンジンは2バルブのDOHC。日産もトヨタに言い返した。結構、バチバチやっていた。これでは頼みづらいだろうなぁー。

私だったらこう言う時の事を考えて穏便な関係で終始していたと思うけど、勝気だからエリートになる訳ですから、そのプライドが許さなかったのだろうなぁー。

日産はトヨタに対抗し続けて経営が傾いた部分がある。トヨタがいなければ日産は成功していた。そう言う想いも有るから、頭は下げられないだろうなぁー。

当時の日本の自動車メーカーはどこもヘロヘロ状態だから日産を助けられない。

そこに日産に出資してくれる企業が現れた。フランスのルノーだ。

っとは言ってもルノーも決して経営は安定していない。そこでフランス政府からお金を借りて日産を支援し、傘下に入れた。ルノーの社員の反対を押し切って。

私の記憶ではルノーは日産に6000億円を出資した筈です。その出資金額と徹底的なリストラで日産はV字回復をした。全ては社長のカルロスゴーンの手腕と言われた。

しかし、その程度の事はやろうと思えば日産でも出来たのです。でも労働組合が強い。派閥争いばかりしていたから、誰もリーダーシップが取れない。だから出来なかった。

でも外国人であるカルロスゴーンなら可能。日本人は外国人には弱い。負けた日本人は従順。従順だから回復出来た。それは第二次世界大戦で負けた日本を見れば分かると思います。

更に日産では社内語を英語と決めた。英語では思った通りに意見を述べるのが難しい。これはカルロスゴーンの絶対服従政策です。これで日産社員の牙は折られた。日産社員はゴーンのイエスマンに成るしかなかった。全てはカルロスゴーンの意のままになった。


続く。



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