諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

裁判長、カルロス・ゴーン被告への求刑は、無期懲役でどうでしょうか!? その6

2019年05月16日 14時52分09秒 | 政治・経済
続きです。そろそろ終わります。

年収10億円は低すぎる。だからカルロスゴーン不正蓄財をした。

特別背任罪。金融商品取引法違反。それは常識的に許されない。例え10億円の年収が不当に低い金額であったとしても。

不正蓄財は50億円になるのか、100億円以上なのか、今の時点では分かりません。

しかし、この騒ぎで日産の株価は乱高下した。信用取引していた人は損害を被った人もいると思います。こんな事したら株式市場は成立しない。その罪は重大。アメリカであるなら懲役50年も検討されると思います。

しかも日産社員は大幅な人員削減をした。村山工場も閉鎖した。多くの血を流した。その流れた血はルノーへの年貢となった。ゴーンの10億円の年収となった。それが共に20年続いた。

その上での不正蓄財。妻も共犯の可能性がある。社長号なる豪華クルーザーも日産の金で買った。ヴェルサイユ宮殿での結婚式の費用も日産に出させた。それが全て事実であるなら、日産自動車の存続の為に血を流した人、涙を流した人の気持ちを踏みにじった事になる。

しかも日産を裏切りルノーとの合併を画策していた。合併となったら日産も三菱自動車もフランスの物になる。当然、日本人社員はクビを切られる。その人数は計り知れない。

今回の事件でどれだけの日産関係者を落胆させた事か。その規模を考えれば、懲役50年でも許されないと私は思いますね。

日産自動車、三菱自動車も自業自得の面は勿論あります。馬鹿げたエリート意識で直面している危機と向き合わなかった。暴君の暴走を止められなかった。企業努力が足りなかった。

仮にカルロスゴーンが去り、ルノーとの合併が避けられたとしてもこの二社では今後の展開は難しい。

下手したらルノーは日産株、三菱自動車株を中国に売る可能性だってある。日本の技術がまたまた海外に流れてしまう。それは日本の自動車業界全体の危機でもある。

その事を考えると国の助けは絶対に必要。しかし、国が助けたとしてもまた堕落する可能性が高い。国としてもクルマに関しては素人の部分がある。それでは国でもこの二社を制御出来ない。

そうなるとトヨタの役員がこの2社の上に立つ必要があると思います。トヨタが日本一の企業になったのはお客様第一主義。客からの信頼を得たから。

日産、三菱自動車にはその精神が全然足らない。それを指導するにはトヨタがこの二社の経営権を握ることが不可欠の様に思います。この二社の自力の自立は不可能でしょうから。何度も失敗を繰り返している訳ですし。

話をカルロスゴーンに戻します。彼の弁護士に、あのロス疑惑の三浦和義を無罪にしたカミソリ・弘中弁護士が就任しました。

私の想像ではゴーンの実績を考えれば、ゴーンの10億円の年収は安過ぎる。不正蓄財であっても本来はゴーンが得られるべき金額だった。だから無罪だと裁判で主張する可能性があります。

とんでもない。カルロスゴーンは日産と三菱自動車全社員とその関連会社の期待を裏切った。血と涙を流した者の心を踏みにじった。その罪は重大。ゴーンへの求刑は無期懲役が相当と私は思います。

今の時点ではまだまだ不透明な部分がありますが、カルロスゴーンの有罪はカミソリ弘中でも覆されない。懲役10年以上。多分、15年前後の懲役が求刑されると思います。これでゴーンの社会的生命は絶たれるでしょう。

でもゴーンがこれから受ける苦しみを多くの人間が味わっている。それは忘れてはいけない。

やはり私的には無期懲役。その位の罪に十分値していると思いますね。


ではでは。






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裁判長、カルロス・ゴーン被告への求刑は、無期懲役でどうでしょうか!? その5

2019年05月16日 09時47分09秒 | 政治・経済
日産の経常、57.3%の減益みたいですね。そりゃそうでしょう。何もかも後手後手に回っていたから。今になってコストダウンの弊害が発生したのだと思います。最高益更新したトヨタとは大違い。自業自得だと思いますね。

そして全世界で4800人の社員をリストラするとか。主戦場だった中国の経済も減退している。も衰退していますが、韓国部品で作り上げたイメージが重なっているのではないでしょうか。今になってコストカットが響いたのではないかな。

もはやカルロスゴーンはいない。本当はカルロスゴーンの暴走を今まで止められなかった日産の幹部にも問題は有る。こんな状況なのに年収5億円の者もいるらしいし。自分は助かりたいから、ゴーンを売ったとも言えるし。

それで続きです。

今の日産の社員は新型エンジンの開発もしていない。日本国内で売れるのはノートとセレナの2車だけ。それで国内の阪大台数で5位まで落ち込んだ。

ガラパゴスである日本を無視しての展開。新型車は日本では売らない。マーチは海外ではマイクラとして販売しているが、そのマイクラはフランスで生産されていて、日本では売らない。日本では古いマーチをそのまま売っている。ここまであからさまだと、鈍い日本人社員でも気が付くはず。日産は生産拠点を海外に全て移すのではないか。ルノーに吸収合併するのではないかと。

ルノーは日産に出資した6000億円の一部をフランス政府から借りた。フランス政府はルノーの株主でもある。

そしてフランスは現在、大変な不況に喘いでいる。日産をルノーに集合して全てをフランス企業にしたい。日産車の生産拠点をフランスに持ってくれば、高い失業率も緩和される。

日産の全社員数は138900人。拠点をフランスに移せば多くの日本人社員の首をフランス人に挿げ替える事が出来る。

フランスは燃料税の引き上げで、マクロン政権への批判は高い。マクロンとしては何んとしても日産と三菱自動車が欲しい。そうすれば販売台数トップクラスの自動車メーカーをフランスが所有できる。自分の評価も高まる。

日産の幹部社員もそうなるのは最初から薄々知っていたと思います。でも自分は助かると思っていた。高い年収を貰っていたから、そうなっても自分はルノーの幹部として受け入れられると信じていた。

しかし、時が経つにつれて不安になってきた。日産がルノーに合併されたら自分は用無しになるのではないか。自分もトカゲの尻尾なのではないかと。

尻尾にはなりたくない。それにはどうするか。

カルロスゴーンは日産側に立ってくれていると思っていた。しかし、段々のルノー側、フランス側に移行している。このままではゴーンによって決断されてしまう。それなら先ず、ゴーンを切ってしまおう。

ゴーンは年収10億円でも低いと考えていた。世界には年収100億円以上の経営者がゴロゴロいる。引け目を感じる。自分ほどの実力を持った経営者が10億円程度の年収では満足できない。

自分にはもっと先が在る。ルノーや日産の会長でなんか終わらない。

カルロスゴーンはフランス国籍だが出身はブラジル。レバノン系のブラジル人。次の展開はブラジルの大統領を考えていた。

それには資金が必要。年収10億円では足らない。


続く。





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