諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

【TAXIめし リターンズ】斉藤ブラザーズの食レポが新鮮で面白い。

2023年10月27日 23時29分41秒 | ユーチューブ
地元仙台でミヤギテレビの「OH!! バンデス」と言う番組があります。佐藤宗幸が司会をしてます。平日の夕方からやっています。

そのコーナーに曜日は知りませんが、【TAXIめし リターンズ】と言うコーナーがコロナから復活。

新レポーターは全日本プロレスの斉藤ブラザーズと言う、元力士の双子のレスラーです。地元、角田市の出身です。

この斉藤ブラザースは父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフです。アメリカで暮らしていたみたいですが22歳で角界入り。30歳で引退。紆余曲折あってプロレスラーになったみたいです。

この二人、双子と言う事ですが、二卵性双生児なのでしょう。そっくりと言う訳ではありません。兄は斉藤ジュン。弟は斉藤レイです。

身長は共に190㎝オーバー。

22歳で角界入りは流石に遅過ぎだと思うし、相撲取りとしては細目のソップ型。

力士に向いている体型ではない。それで出世は出来なかったようです。

そして34歳でプロレスラーに。でも今の全日本プロレスはインディー団体と言って良い。

昔はジャイアント馬場やジャンボ鶴田、天龍源一郎がいて一世を風靡しましたが、今はスター選手がいないみたいです。私が知らないだけかもしれませんが。

この斉藤ブラザーズは、プロレスラーとしてはトップクラスと言って良いほどハンサムです。

スター性があるからアイドルレスラーとして売りだそうとしたみたいですが、根が真面目過ぎる。性格も優し過ぎるからベビーフェイスでは、人気は出なかったみたいです。

知らない人も多いと思いますが、プロレスラーはベビーフェイスの方が自我が強くて、性格が悪い人が多いのです。俺が俺がと前に出るタイプの方が成功します。アントニオ猪木や長州力とか。

彼らは性格が良過ぎる。性格の良さが滲み出ている。頭も良い。ヒールの方が絶対良いです。

ヒールは演じるもの。機転が利く頭の良さも必要。空気を読む力も必要ですから、冷静な判断も必要です。人格者じゃないと務まらないのです。

さて、彼らはヒールっぽく赤い革ジャンを着て、髪型はパーマを入れた長髪のザンバラ髪。弟のレイは髭も伸ばしています。

この二人、ちょっと無理してヒールを演じています。悪ぶっているのですが、人の良さがちょくちょく出て大変面白い。

2人はサンドウイッチマンみたいに、どちらもボケとツッコミが出来る。兄弟仲も凄く良い。

変な話なのですが、見ていて心が癒されます。これが本当の兄弟愛。微笑ましいです。

芸風??はジュンがヒールっぽく悪ぶる。レイがそれを笑いながら突っ込む。地が出て本当に笑っているのが面白い。

番組の内容はタクシーの運転手に美味しいお店を紹介して貰って、タクシーに乗って店へ行って食事をする内容です。

お約束として兄のジュンが食べる前に真顔で、「我々、斉藤ブラザーズは、滅多な事では美味しいとは言わない事で有名だからな。もし美味しくなかったら店の中を滅茶苦茶にしてやるからな。どうなっても知らないからな」と、案内したタクシードライバーに悪ぶって言ったりします。

そのフレーズに弟のレイは笑いを堪えている。番組のスタッフも笑っている。

そして食事が運ばれてくる。「旨そうだな」と言ってから、「あっ、旨そうとと言っちゃった」とレイが恥じる。

兄のジュンが「食べてからじゃないと分からないからな」と、真面目にヒールを演じ続ける。

そして食べた瞬間、二人とも本心の笑いが出て「美味しい、旨い、旨いな、あっ、旨いと言っちゃった」と話す。

その言葉に演技は全然感じられない。正直さが出ている。それだけで食レポが成立します。これ以上の旨さの表現は無いでしょう。

普通のタレントの食レポは皆一緒です。店に遠慮して感動も感じられない表情で、「旨い、旨い」としか言わない。もう飽きました。

彼らは何時も大盛りを頼む。時には2品大盛りで頼みます。普通の人には食べれない量です。それをあっという間に食べ終わる。本当に美味しかったのだと視聴者は納得します。

弟のレイは私と同じ蟹と海老の甲殻類アレルギーと、メロンとスイカの瓜系アレルギーがあって、それらは食べれない。それを兄のジュンに茶化される。

兄のジュンは大の甘党でスイーツ店を見付けたら、「TAXIめし」の前に入って行く。弟レイは苦笑しツッコミを入れながら一緒に付いて行く。

2人とも仲良しだからとても微笑ましい。人間嫌いの私でも不思議に癒しを感じる。本当に今までにない食レポ番組だと思います。

ミヤギテレビですから全国の人はテレビでは観れませんが、そのコーナーだけユーチューブで流されています。

暇な人は観てみてください。面白いですから。新鮮ですから。


ではでは。
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