とうとう30まで来ました。続きます。
瀬織津姫の神名を商標登録する。瀬織津姫は1000年以上に渡って語り継がれて来たのに、何故、特許庁は商標を許したのか。
それは瀬織津姫についてその存在を、特許庁は知らなかったそうです。特許庁ってのもザルですね。
でも、それって瀬織津姫の商標は取り下げ申請をすれば、商標登録は登録抹消される事を意味します。こんなの弁護士を雇うまでの事はありません。
特許庁に大祓祝詞の存在を知らしめれば済むのです。瀬織津姫は神道の神。神職は大祓祝詞で瀬織津姫の名の元に祓い清めをしてきた歴史がある。それを証明すれば商標は解除される筈です。
本来なら神社本庁が動くべきなのでしようけど、神道の女神の名を物事の様に扱うのは憚られる。そう考えているのかも知れません。
ただ、瀬織津姫の商標登録の行使は余り意味がありません。訴えられれば取り下げ申請すれば良いだけですから。もっとも、お守りやお札以外で瀬織津姫の名を使った商品を売る罰当たりは滅多にいないとは思いますけど。
っとは言え、商標を使わなければ3年で商標登録の効果は消えるそうです。それで教祖も木製の瀬織津姫のお守りっぽい物、御朱印帳っぽい物を発売しています。
「っぽい物」との表現をしましたが、お守りや御朱印帳は神職が御祈祷して霊入れして初めてその役割が果たせます。私的にはそれで神の眷属がお守りやお札に宿ると考えています。
つまり、教祖が販売した瀬織津姫の名の付いた商品は、瀬織津姫の名前が書かれている木片、同じく帳面に過ぎません。お守りでも御朱印帳でもないのです。
教祖は私に瀬織津姫を祀る神社の神職になりたいと語った事があります。
しかし、商標登録が明らかになった今、それは神社庁、神社本庁が許さないと思います。
その為なのか教祖は瀬織津姫の名を冠した極小の喫茶店??をオープンしました。入口を鳥居を模して赤く塗って。
教祖は瀬織津姫のグッズも販売しています。瀬織津姫と書かれたTシャツ等、もろもろです。そんなのを着ている人は何を考えているかのか。瀬織津姫のファンなのか。
瀬織津姫を信仰している者が、瀬織津姫と書かれたTシャツを着るとは思えません。まるで瀬織津姫を言い訳にした教祖のファンクラブの様に思えます。見ていて恥ずかしいです。
教祖の喫茶店ではカレーも出しています。中辛の野菜カレーが瀬織津姫カレー。ポークカレーが饒速日尊カレー。ビーフカレーが素戔嗚尊カレーだそうです。
素戔嗚尊の仏号は牛頭天王だからビーフカレーにしたのだと推測しますが、何で饒速日尊は豚なのでしょう。瀬織津姫だけでなく饒速日尊を豚、素戔嗚尊を牛にしている。それを食する。呆れ果てるほどの罰当たりだと思います。
この事実を瀬織津姫を祀る神社の神職だけではなく、饒速日尊、素戔嗚尊を祀る神社の神職が知ったらどう思うのか。
そんな事も分からない。教祖は本当に日本人なのか疑問に思います。
続く。