まだまだ続きます。
岩手県の天照大神を主祭神として祀る神社の次女は、教祖の正式参拝の依頼に対して「何時かはそう言ってくると思っていました」と語り、即答はしませんでした。
彼女の父親が先代宮司だったのですが、若くして急逝。暫く宮司不在になった。それで姉が神職の男性と見合いして結婚。その相手の男性が養子に入り宮司を務めているそうです。
帰りがけに私は教祖に言いました。「あくまでも天照大神を主祭神を祀っているのです。それを瀬織津姫として正式参拝に神社が応じる訳はありませんよ」と。
故・菊池展明氏の著書によると、その神社は瀬織津姫を祀る早池峰神社と対の存在である。元々は瀬織津姫を祀っていたと考えられるが、瀬織津姫の神名を表沙汰にする事に躊躇し、天照大神に代えた説を唱えている様です。
っとは言え、それは人の意見です。
伝承として神社で保管している書に書かれているのなら正式参拝もOKかも知れませんが、そんな伝承は発表されていない。
天照大神として祀っているのに、瀬織津姫の神名で正式参拝をするのは神社側に対して大変不敬な行為です。
神道の根底を全然理解していないからこんな頼みが出来る。
そして次女がその依頼を即答でOKしたら、その神社も地に落ちた事になる。神社をお守りする資格が無い。
神社の娘と生まれたからには、絶対に断る筈だと確信していました。
事実、数日後に断って来たらしいです。
私は教祖に続けて言いました。「絶対に断られますよ。神社側は天照大神として祀っているのですから、瀬織津姫の説があったとしても神社側は主張を曲げる訳には行かない。あくまでも主祭神として天照大神を祀っているのです。だから断る筈です」と。
正式参拝で教祖が本当は天照大神では無く瀬織津姫を祀っているなどと言われたら、神社側の扁額に関わる。
故人を悪くは言いたくありませんが、菊池展明氏の書にその様に書かれていたとしても、所詮は説の域を出ません。
それなのに正式参拝を依頼するのは神社に対して不敬。お金欲しさに正式参拝をOKしたら、神社側も神職としての資質に欠けていると思います。
私の話を聞いて教祖は激高しました。そして全然関係のない話で怒り出したのです。
以前、仙台の有名な宮司さんと教祖、そして私の三人で食事をする事となりました。
教祖が宮司さんの神社にクルマで伺い、「食事に行きましょう」と誘ったのです。
その宮司さんの家系には有名な二人の武将が存在しています。有名武将の血が直径で流れているのです。だから神社の宮司をしていると言えます。
宮司は私に大変興味深い話をしてくれました。
「自分は人殺しの家系だ。先祖に殺された者が子孫の私に刀を持って襲って来る。無意識にその刀を左手で遮っる為に左手が怪我をしやすい。自分は左掌を竹で切ったが、それも祖先が殺した者の祟りだ」と言いました。
私は愕然として言いました。「私も左の掌を怪我して5針縫っています。神経も切っていて多少不自由です。父も左の掌を怪我して15針も縫って手が開きません。弟と妹は左手の小指が動きません。甥っ子も左の小指が動きません」と。
宮司は驚嘆していました。ここまで分かり易く祟りを受けている。宮司の比ではない。
宮司の二人の祖先は歴史通じゃなくても知っている有名武将です。
私の祖先は知名度は無いですが、当麻蹴速を殺している。平将門公も殺している。匿っていた源義朝と側近であり娘婿でもあった鎌田政清を一緒に騙して殺している。そして小牧長久手の戦いでは僧籍に入っていた池田忠興を、左の人差し指を落とされながら殺している。
平家からも源氏からも恨まれている。両家から呪術をかけられている。
人殺しの家系で言えば、宮司の家系とは比較にならないほど呪われている家系なのです。
宮司は私を哀れみ、呪いを緩和する方法を教えてくださいました。それは施しをする事そうです。
でも、施しをした為に人に騙され650万円も巻き上げられたこともあるそうです。其れも人殺しの家系の緩和にはなっているとの事でした。
宮司は自分で何も出来なくなった。かろうじて祝詞を上げれるくらい。それだけ苦しんだと言ってました。そして段々と緩和されて来たとも言ってました。
この話を友人の宮司に話したら、あの神社は家来衆がとんでもない額の献金が入ってくる。物凄い資産がある。うちの様な貧乏神社とは訳が違うと言ってましたが。
私、宮司の話を聞いて目から鱗が落ちる思いでした。
でも、施しをすると言うのは霊感商法の常套手段です。新興宗教もスピリチュアルヒーラーもその考えから客の金を巻き上げる。その行為は悪そのものです。
私は宗教者に金儲けはするなとは言いませんが、人を脅して最低限の金まで取り上げるのは絶対悪だと確信しています。
だから旧・統一教会や創価学会等々の新興宗教が大嫌いです。霊感商法しているスピリチュアルヒーラーも同様。
こんな奴らは地獄で永遠に苦しめと思っています。
続く。