諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

ドラマ「ハヤブサ消防団」のラストに、大騒ぎとなった瀬織津姫騒動の顛末を見た。その17

2023年10月01日 19時42分50秒 | 人を不幸にする禍のスピリチュアル。
この際だから思いのたけを全部吐きます。続きです。

「出口なお」は精神疾患があった。ヒステリックな性格だったと伝えられています。

辛い人生を送ったのですから、そうなるのも当然かも知れない。人間ですからね。

例の教祖の場合も精神疾患はあったと言えます。

詳しくは彼の名誉の為に言いませんが、彼は一度一線を超えています。精神面で不安定だったのです。

彼は音楽で成功したかった。親が音楽教師でピアノも3台所有している。音楽の環境としてはベストと言える。本人も努力したが挫折した。

彼は本人曰くエニメール病だとの事です。耳が悪い。音楽を志す者としては致命的。ピアノの音が飛ぶのはこの病気のせいかも知れない。

だから彼は、耳が聞こえないベートーベンと自分を重ねていたと思えます。

音楽で成功するのは尋常では無いのです。病気もせいありますが、残念ながら彼の才能では音楽では勝負出来ない。それは本人も自覚していました。ハッキリと挫折したと発言していましたから。

それでも音楽を長年続けて来た。音楽の世界で生きてきた。

多くの才能が彼を超えて行った。何人も何人も。それで精神を乱した。嫉妬の権化となったと私には思えます。

普通の人ならここまで日の目を見なかったら、とっくに音楽を諦めます。でも、彼は諦めきれない。若い頃に見た夢を絶対に達成したい。

その意思や石の如し。とんでもない努力をして来た。

自分の才能に幻想を持っていた。自分よりも優れた音楽家はいない。幼い頃、「僕はベートーベンを超えるよ」と発言したほどの自信家だが、その結果が見えない。精神も狂うと言うものです。

因みに自分の短気も自覚はあったようです。ベートーベンも短気だったと言ってましたし。

彼が異常なほど短気なのも世間が自分の実力が理解できていない。挫折を繰り返すごとに世間を恨んだ。その想いからだと私は考えます。

彼は成功する為に多くの道を選択した。色々問題がある浄水器ビジネスにも手を出していたみたいです。

そして瀬織津姫を故・菊池展明氏の著書で知った。

世はスピリチュアルブーム。瀬織津姫での第一人者になれば、名声も集められる。成功の糸口に繋がる。

瀬織津姫の知識は菊池氏には遠く及ばない。っと言うより彼の著書を読んでも理解できない。知識面では一番にはなれない。

だったら全国の瀬織津姫を祀る神社を全て回ろうと考えたのでしょう。

幸い妻は岩手県出身。岩手県は瀬織津姫を祀る神社が集中する。

更にはスポンサーも現れた。その資金で瀬織津姫のCDを制作した。

そのCDを持って全国の瀬織津姫を祀る神社に奉納する。そうすれば瀬織津姫の面で第一人者に立てる。菊池展明氏を超えられる。そう考えたように思えます。

その頃ですね、私が彼を知ったのは。

私も瀬織津姫の知識が得たかった。故に彼に興味を持った。教えを請いたいと思いました。

しかし、彼は瀬織津姫への知識には乏しかった。多くのヒーラーが彼に対峙して瀬織津姫について尋ねる。

彼はトークの才能にも乏しい。知識が無いから瀬織津姫の話も組み立てられない。それ以上に国語の能力が低い。

彼の曲の歌詞ですが、「何がどうしたて、どうなった」が無いのです。曲の歌詞に脈絡が無い。単語の羅列だけ。歌詞がバラバラ。これでは成功する訳がない。

努力はしている。日本全国の瀬織津姫を祀る神社を行脚している。だが、それだけの事。何時、化けの皮が剥されるか恐怖していた。

それで彼が見つけたのは奇跡の演出だったのでしょう。

彼がサイババに憧れているのも、サイババの様に奇跡の演出で勝負したいとの思いがあったからだと思います。

しかし、それには無理があります。サイババの奇跡は完全にトリックなのですから。


続く。








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