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娘が20代の頃、特別養護老人ホームで働いていた時・・・そこに、50歳代の男性が入所されてきたらしい・・・
入所時には、一寸見には普通の人と何ら変わりが無かったらしい・・・が・・・
入所後、数ケ月の間にその男性はガラッと変わってしまわれた・・・と・・・
アルツハイマー型認知症だったらしい・・・
当時、私も50歳代の同年代として、他人ごとではない・・・重い気持ちを抱きました・・・
今朝は、その認知症に関する記事を転載してみます。
~以下、4月24日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
認知症
暴 言 、 妄 想 ・ ・ ・ 抑 え る 新 薬 |
岐阜県土岐市の福井鈴子さん(79)は、昨年末から119番を頻繁にかけるようになった。
家族には、まったく苦しそうに見えない。救急車で病院に運ばれても異常はない。119番したことを本人が忘れる事もあった。
福井さんは「アルツハイマー型認知症」。脳の神経細胞が壊れて脳全体が委縮し、記憶障害などが表れる病気だ。認知症全体の半数以上を占める。
福井さんは診断された2008年当初、物忘れなどはあったが、救急車を呼ぶことはなかった。そこで今年2月、近くにある土岐内科クリニックの認知症専門外来を受診。診察した神経内科の長谷川嘉哉さんは、認知症の「周辺症状」ではないかと考えた。
認知症で必ず起きる物忘れや判断力の低下などの「中核症状」に対し、誰にでも起きるとは限らない症状を指す。暴力的な言動や妄想が進むと表れやすい。
長谷川さんは、昨年発売された飲み薬「メマリー(一般名・メマンチン)」を処方した。周辺症状を抑える効果がある。
人は記憶や学習をする際、脳内で「グルタミン酸」が作られ、脳の神経細胞を刺激する。すると、神経細胞の<蓋>が開き、カルシウムイオンが流れ込んで情報が伝わる。
ところが、アルツハイマー型認知症が進むと、グルタミン酸が異常に増え、蓋が開きっぱなしになってカルシウムイオンが過剰に流入。脳が興奮し、情報がうまく伝わらなくなる。
メマリーは、この蓋の役割を果たし、必要な時だけ開いて情報伝達を改善する。記憶にかかわる神経伝達物質を増やす従来の飲み薬「アリセプト(一般名・ドネペジル)」とは仕組みが異なるので、アリセプトが効かない人にも効く可能性がある。両方の薬を併用することもできる。
福井さんは既に飲んでいたアリセプトにメマリーを追加。間もなく救急車を呼ぶことはなくなった。家事の手伝いや友人との外出もするようになった。長女の恵子さん(50)は「表情が明るくなった」と喜ぶ。
長谷川さんは既にメマリーを100人以上に処方し、多くの家族から「薬を飲んで穏やかになった」と言われている。
ただ、めまいや眠気などの副作用が出る場合があるほか、「基本的には興奮を鎮める薬なので、うつ症状のある人では、さらにうつが進むことがある、注意が必要だ」と指摘している。