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昨日の午後、ナナ様の散歩に出かけた妻がずぶ濡れになって帰ってきた・・・
傘もささずに出かけたのかと聞けば、傘は風で壊れてしまった・・・と・・・
お隣さんの車を見れば、車体カバーが縫い目から破れて、真っ二つに開いていた・・・
こんな暴風の中、知人が・・・こんな気象の中、よう来たなぁ・・・と云えば・・・
突然に空模様が変わったと・・・とんでもない異常気象だ・・・
夕方のニュースを見れば、全国で暴風が吹き荒れていたみたいだが・・・
今の日本という国を見た神様が怒っているのかなぁ・・・
それはさて置き・・・今朝も、昨日に続き膵炎に関する記事を転載してみます。
~以下、4月4日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
膵炎③
診 断 難 し い 自 己 免 疫 性 |
東京都足立区に住む岡本あぐりさん(78)も「自己免疫性膵炎と分かるまでが大変だった」と振り返る。
69歳頃、まぶたが腫れて、首のリンパ節がピンポン玉のように膨れた。近所の診療所は、がんの可能性も考えて都立駒込病院(文京区)を紹介してくれた。検査の結果は幸い、がんでは無かったものの、原因は分からなかった。
その後、耳鼻咽喉科や口腔外科、眼科など院内の各診療科を回ったが、まぶたや首の腫れは治らない。通院2年目に入り、最初に見てくれた医師が心配して「自己免疫性膵炎という病気を研究している先生がいる」と、消化器内科部長の神沢輝実さんを紹介した。
自己免疫性膵炎の発症の仕組みは未解明な部分が多いが、神沢さんは2003年、IgG4と呼ばれる免疫たんぱくが全身の様々な組織を傷つける病気「IgG4関連硬化性疾患」が、膵臓に炎症を引き起こしていることを突き止めた。
自己免疫性膵炎では、膵臓が全体的に腫れるが、局所的に腫れることもあり、膵臓がんと間違いやすい。痛みはないことが多く、半数の患者には、体が黄色っぽくなる
また、唾液線や涙腺など、膵臓とは別の場所にも炎症を合併する。
岡本さんの場合も、膵臓がんに似た腫れが確認されたが、痛みはなかった。神沢さんは、採血検査や内視鏡検査などの結果も合わせて、自己免疫性膵炎と診断した。
慢性膵炎は、悪化を遅らせることしか出来ない病気とされるが、自己免疫性膵炎の場合、炎症を抑えるステロイド(合成副腎皮質ホルモン)のない服がよく効く。岡本さんもステロイドを服用すると、膵臓を含めて全身の炎症がスッと引いていった。
この病気が認知されるまでは、がんと間違われて膵臓を切られた後、実は、がんでなかったことが判明するケースが多かった。
神沢さんは「今は自己免疫性膵炎の診断基準が確立されているが、いまだに膵臓がんとの区別に苦労する医師は少なくない。診断が難しい場合は、膵臓の専門医に診てもらうべきだ」と話している。