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リハビリの専門家が自宅まで来て、身体機能のみならず摂食機能のリハビリまで・・・
生活支援だけに目を向けがちな在宅介護に自立を促すという目的で行われているらしい・・・
今朝は、そんな記事を転載してみます。
~以下、4月27日読売新聞朝刊より抜粋~
脳梗塞などで体が不自由になった場合、退院後の暮らしに不安を感じる高齢者は多い。「訪問リハビリ」は、理学療法士らが自宅を訪れ、身体機能の維持や回復のための訓練を行うサービス。寝たきりを防ぎ、介護者の負担軽減にもなる。生活の質を保ち続ける為にもうまく利用したい。
「膝を曲げますよ」。守安さんは、横になった女性の脚や腕の筋肉をストレッチする。ベッドに腰掛けた姿勢から、立ったり座ったりする動作も10回繰り返させた。体を動かさずにいると、身体機能はすぐに低下してしまうという。
守安さんはさらに、持参した歩行器を使って屋外で歩くことを勧めた。女性が左足を引きずっていたため、「転ばないよう、しっかり足を上げて」と励ます。女性は、「料理や洗濯はなるべく自分でしたいし、散歩にも出たい。寝たきりにならないように頑張ります」と話し、真剣な表情で訓練を続けた。
訪問リハビリは、病院や老人保健施設などのリハビリ施設に通うのが難しい症状が重い人が対象だ。介護保険サービスの一つで、主治医が必要と認めた場合に利用出来る。地域などで異なるが、利用料(自己負担分)は20分あたり300円程度。
訪問するスタッフは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士。立ったり歩いたりといった身体機能を回復させるためのリハビリだけではなく、必要に応じて、食べ物をスムーズに飲み込めるよう摂食機能のリハビリもしてくれる。
さらに、トイレなどで移動しやすいよう室内に設置する手すりの位置のアドバイスをしてくれたり、車いすなど福祉用具を選ぶ際に相談にのってくれたり。浴槽に入る練習をする事も。「介護する家族の負担を軽くするためのアドバイスも含めて、生活全般を支える」と守安さんは説明する。
利用したい場合は、まずは主治医やケアマネージャーに相談してみよう。要介護認定を受けていない場合でも医療保険で利用できることがある。
日本理学療法士協会会長の半田一登さんは「訪問リハビリの必要性は、介護をする家族らにまだ十分に認識されていない」と話す。在宅介護の場合、訪問ヘルパーなど生活支援に目を向けがちに成り、自立を促すリハビリは後回しにされがちだという。
半田さんは、「自分で出来ることを少しでも増やし、有意義な家庭生活を長く続ける為にも、理学療法士らプロのアドバイスを活用して欲しい」と話している。
訪問リハビリ 強い味方
大阪府泉南市の女性(89)の自宅に、近所の「中谷病院」の理学療法士、守安久尚さん(43)が訪れた。女性は2005年に脳梗塞で倒れ、左半身にまひが残る要介護3。近くに子供たちがいるが「住み慣れた家がいい」と一人暮らしを続け、週3回の訪問リハビリを利用している。「膝を曲げますよ」。守安さんは、横になった女性の脚や腕の筋肉をストレッチする。ベッドに腰掛けた姿勢から、立ったり座ったりする動作も10回繰り返させた。体を動かさずにいると、身体機能はすぐに低下してしまうという。
守安さんはさらに、持参した歩行器を使って屋外で歩くことを勧めた。女性が左足を引きずっていたため、「転ばないよう、しっかり足を上げて」と励ます。女性は、「料理や洗濯はなるべく自分でしたいし、散歩にも出たい。寝たきりにならないように頑張ります」と話し、真剣な表情で訓練を続けた。
プロの助言で自立促す
♦こんな時に利用を 考えてみよう ▽脳梗塞や骨折などで体の機能が衰 え、退院後の生活に不安を感じる ▽うまく歩けなかったり、よく転ん だりするなど日常動作がおぼつか なくなり、外出も難しくなってきた ▽車いすの乗り降りなどで、家族の 介護負担が増えてきた ▽手すりを取り付ける、段差をなく すなど家屋の改修を予定している ▽歩行器やポータブルトイレ、入浴 用いすなど福祉用具の利用を考え ている (守安さんの話をもとに作成) |
訪問するスタッフは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士。立ったり歩いたりといった身体機能を回復させるためのリハビリだけではなく、必要に応じて、食べ物をスムーズに飲み込めるよう摂食機能のリハビリもしてくれる。
さらに、トイレなどで移動しやすいよう室内に設置する手すりの位置のアドバイスをしてくれたり、車いすなど福祉用具を選ぶ際に相談にのってくれたり。浴槽に入る練習をする事も。「介護する家族の負担を軽くするためのアドバイスも含めて、生活全般を支える」と守安さんは説明する。
利用したい場合は、まずは主治医やケアマネージャーに相談してみよう。要介護認定を受けていない場合でも医療保険で利用できることがある。
日本理学療法士協会会長の半田一登さんは「訪問リハビリの必要性は、介護をする家族らにまだ十分に認識されていない」と話す。在宅介護の場合、訪問ヘルパーなど生活支援に目を向けがちに成り、自立を促すリハビリは後回しにされがちだという。
半田さんは、「自分で出来ることを少しでも増やし、有意義な家庭生活を長く続ける為にも、理学療法士らプロのアドバイスを活用して欲しい」と話している。
訪問ヘルパーは、テレビなどでも度々目にするので知っていたが、この訪問リハビリというシステムは知らなかった。
また、一つ勉強になりました。