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昨日に続き認知症の記事を転載してみます。
~以下、4月18日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
認知症②
注 射 薬 で 骨 密 度 高 め る |
アルツハイマー型認知症の治療薬 (症状の進行抑制、改善) | ||
商品名(一般名、発売年) | 服薬方法 | 主な副作用 |
アリセプト (ドネペジル、1999年) | 飲み薬 | 食欲不振、 嘔吐(おうと) |
レミニール (ガランタミン、2011年) | めまい、 眠気 | |
メマリー (メマンチン、2011年) | ||
リバスタッチ、 イクセロンパッチ (リバスチグミン、2011年) | 貼り薬 | 薬を貼った 部分の かぶれ、 かゆみ。 嘔吐 |
昨年7月。土岐内科クリニック(岐阜県土岐市)認知症専門外来の長谷川嘉哉さんを受診し、飲み薬の「アリセプト(一般名・ドネペジル)」を処方された。
アルツハイマー型認知症の人は、記憶にかかわる神経伝達物質「アセチルコリン」を作る脳の神経細胞が傷つき、その量が減って記憶障害が起きる。この薬は、アセチルコリンを分解する酵素の働きを抑えて量を増やし、症状を改善する。
しかし、女性は薬を飲むのを嫌がった。そこで長谷川さんは、昨年発売された貼り薬「リバスタッチ(同・リバスチグミン)」を処方した。
アリセプトと同じ仕組みの薬だが、認知症治療薬としては初の貼り薬で、服用を嫌がる人や、飲み込むことが難しい人も使いやすい。ただし、皮膚のかぶれや、嘔吐などの副作用が出る場合がある。
以前、女性は呼びかけに無反応だったが、背中に貼り薬を貼ると次第に反応が良くなり、あいさつなど簡単なやり取りができるようになった。
最近、夫が食事を持て行くと、「ありがとう」と久しぶりに自分から言葉を発した。夫は「少しでも会話ができるようになってうれしい」と喜ぶ。
アセチルコリンを増やす薬としては、昨年発売された飲み薬「レミール(同・ガランタミン)」もある。脳梗塞など脳血管の障害を伴うアルツハイマー型認知症に良く効く――という海外の報告がある。
但し、アリセプトは1日1回服用すればよいのに対し、レミールは1日2回。服用管理がより重要になる。
「3種類とも薬の作用は基本的に同じだが、どれが最も効果があるかは個人差があり、反応を確かめながら使い分けることが重要だ。これらを併用はできず、副作用にも注意が必要です」と長谷川さん。
熊本大病院神経精神科教授の池田学さんは「治療薬は長らくアリセプトだけだったが、同じ作用の2種類と、作用の異なるメマリー(同・メマンチン)が昨年加わり、選択肢が増えたのは良いこと」と話す。
ただ、どの薬も、症状の進行を抑えたり、ある程度改善したりすることを期待して使う薬で、効果には限界がある。
長谷川さんは「薬を飲むだけで症状が劇的に改善することはまずありません。家族ら周囲の人が認知症の人に積極的に声をかけ、温かい気持ちでかかわることが大切です」と、薬への過度の依存を戒めている。
先日も、EXILE(エグザイル)メンバーのSHOKICHI(本名・八木将吉)さんが、
東京渋谷区の路上で、早朝、徘徊老人を見つけタクシーで自宅まで送り届けたとのニュースに・・・
日本人はやはり捨てたもんじゃない!・・・と安堵したのですが・・・
介護してらっしゃるご家族の人の御苦労を思うと・・・複雑な気持ちでいっぱいでした・・・