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口腔リハビリ 脳生き生き!

2012-07-30 | 梅肉エキス
血液をサラサラにすることにより<br>
      身体の中から活力がわきます<br>
                飲み続けることで<br>
                  インフルエンザの予防も・・・





何時だったか・・・ブログで誤嚥性肺炎を口腔ケアすることで防げるという記事を書いた事がありますが・・・

脳を活性化するのにも重要な事みたいです。

今朝は、口腔リハビリという記事を転載してみたいと思います。

~以下、7月30日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
食と健康②  










 




 よくかんで食べる事は、栄養吸収だけでなく、生活全体の改善につながる。今、その食べる力を回復する「口腔(こうくう)リハビリ」が注目されている。

 東京都東大和市の老人ホーム「気まま館東大和」で暮らす板谷ちゑ子さん(96)。大川歯科医院院長の大川延也さん(59)が訪れると、おめかしした姿で「先生会いたかったよ」と晴れやかな笑顔を見せた。

 実は5年前、板谷さんは言葉を失い、まっすぐ座ることも出来なくなって、寝たきりになる危機にあった。原因は、合わない入れ歯。別の歯科医が作った入れ歯がすぐに外れ、固形物が食べられなくなった。流動食で栄養を取るように成ると、車いすにもたれかかり、焦点の合わない目で一日中を過ごすようになった。
 会話も難しくなった頃、訪問診療医と連携して口腔リハビリを行っている大川さんが呼ばれた。大川さんはまず、入れ歯を調整した。衰えた筋肉でも入れ歯を操れるように、口を動かしてもらいながら型を取った。

 さらに、首元や顔面をもみほぐし、専用ブラシでほおの内側や舌をきれいにしながら、刺激する方法を職員らに指導。口内を唾液で潤し、飲み込みに必要な筋肉を鍛えた。
 これを毎食後続けたところ、6週間後には固形物が食べられるように成り、3ヶ月後にはおしゃべりも復活した。今では冗談のやりとりもできるほど回復。表情も生き生きしている。

 施設長の中畠里美さんは、「もう元気を取り戻せないと諦めていたのに、これほど変わるとは」と喜ぶ。現在、認知症の人を含めたすべての利用者に口腔リハビリを実施している。

 大川さんは「回復力のある人が放置され、そのまま食べられず、全身を衰えさせてしまうのは、人為的に作った寝たきり状態。手遅れにならないうちに専門家がかかわり、介護者が無理なく続けられる口腔リハビリを指導すべきだ」と話す。

 口腔ケアは栄養状態の向上や誤嚥(ごえん)性肺炎の予防のほか、認知機能の維持にも効果がある。東京都健康長寿医療センター専門副部長の平野浩彦さんは、アルツハイマー病で、通常介護を行ったグループと口腔ケアも併用したグループとで認知機能を1年間追跡調査。通常介護では認知機能が落ちて行く一方だったのに対し、口腔ケアを行った場合は半年後まで改善し続け、その後の進行も穏やかだった。

 平野さんは「感覚の神経が集中する口内を刺激することで、脳神経の活性化につながる可能性がある。食事という日常生活の基本を維持し、ケアの際に人と濃厚にコミュニケーションが図れる効果も大きいのではないか」と分析する。

(岩永直子)

コメント
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