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年齢とともに顔の筋肉が緩んできています・・・
それと同時に、朝、瞼が腫れていたりすることも、頻繁に・・・
ひょっとして、腎臓?!・・・なんて考えながらの日々です。
顔のゆるみに関しては、普段の生活の中で、気が付いた時に頬の筋肉を運動させるようにはしているんですが、
それでも、頬の肉が垂れ気味となりつつあります・・・
私は口角を上げることは出来るんですが・・・
妻は、頬の筋肉を動かすことが中々できない様で、口角も上げにくいようです。
だから、彼女の場合、目じりが歳と共に下がってきているようです・・・頑張ってほしいんですが・・・
このような顔の表情が、年齢からくる筋力の低下によるものであればいいのですが、
思わぬ病気が原因となる場合があるようですね。
今朝はIgG4関連疾患という難病に関する記事を転載してみようと思います。
~以下、11月26日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
IgG4関連疾患
顔に腫れ 内臓にも炎症
札幌市南区の主婦、池田満里さん(65)が異変に気付いたのは今から10年前のことだ。両目のまぶたが腫れてきて、「腫れぼったいな」と思っていた。特に左目がひどく、ついに視野が狭くなり、瞳を動かせば見えていた範囲が、頭を動かさないと見えなくなった。近くの眼科を受診したが、原因は花粉症や寝不足のせいなどと言われ、処方された目薬も効果はなかった。1年ほどたつと今度は鼻が詰まり、においを感じなくなった。受診した耳鼻科では蓄のう症を疑われたが、はっきりせず別の耳鼻科に通うように。しばらくすると顎の下に左右二つのこぶができてきた。2009年4月、札幌医大病院を受診した。


主治医で同大消化器・免疫・リウマチ内科講師の山本元久さんは顎の下の左側のこぶを摘出して細胞を調べ、「IgG4関連疾患」を疑った。唾液を作る唾液腺、涙をつくる涙腺、肝臓、膵臓など体の様々な組織・臓器に炎症が起きて腫れる病気だ。
血液中のIgG4と呼ばれる免疫タンパクの値が高くなるのが特徴で、免疫機能の異常が原因とされるが、はっきりしたことはわかっていない。日本の研究者が提唱した病気で、患者数は中高年を中心に1万~2万人いるとされる。今年7月、国の指定難病となった。
池田さんのIgG4値は血液1㌥・㍑中1230㍉・㌘で、正常値である135㍉・㌘の9倍だった。目と顎の腫れの原因は、唾液腺と涙腺に生じた炎症で、この病気の典型的な症状だ。膵臓にも炎症が見つかった。膵炎は放置すると慢性化し、機能が低下する恐れもある。
治療は、免疫や炎症を抑えるステロイドの投薬が基本になる。1か月半入院し、40㍉・㌘の服用を続け退院した。劇的に腫れは引き、治ったかに見えた。
しかし、ステロイドの減量を進め、治療を始めてから1年後、鼻づまりが起き、顎の下が腫れてきた。再びステロイドを増やし症状は治まったが、減薬するとぶり返した。
恐れていたステロイドの副作用である骨がもろくなる症状が表れ、増量できなくなった。症状が悪化した時は、免疫抑制剤などでしのぎ、少量のステロイドの服用を続け、今は落ち着いている。
池田さんは「この病気に詳しい医師に出会えたから、適切な治療を受けることが出来た」と感謝する。
山本さんは「目や顎の腫れの陰に思わぬ内臓の疾患が隠れている。顔の腫れは自分で気付きやすいので早期の受診に結びつけてほしい」と呼びかけている。