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インド5億人野外排せつの暮らし・・・政府普及に懸命!

2016-12-28 | 雑記
昨日は妻の年内最後の休日でした・・・
掃除後のトイレ


年末の掃除を私がやっているので気を使ったのでしょうが、

トイレ掃除を始めようとしてました・・・

妻は普段のトイレ掃除の仕方をやろうとしていたのですが、

私は中の換気扇などもやりたかったので、

まず私が、換気扇と小窓の部分・・・

その他の部分を妻に任せて私は仕事の事務処理・・・と

二人で役割分担をし無事にトイレ掃除も終わりました。


ところが、その後トイレに入った時に気が付いたのですが・・・どうも換気扇の音が大きくなってる気が・・・

妻に確認すると、彼女も同じく気になっている・・・と

というわけで、このブログを書き上げた後に、もう一度点検してみなければ・・・

昨年も台所の換気扇の掃除の後、音が大きくなり潤滑油をさして何とか治まったし、

潤滑油を差せば治るやろっ!


何を隠そう・・・私は痔主さんなのですが

この家に越して来るまでは、お尻を洗うために旅行用の携帯シャワーを使用してたんですね

それが、今では温水シャワーなるものでお尻を洗えるので、痔の悪化は防げてるようです・・・

ホンマに、感謝、感謝ですねぇ!

こんな有り難い日本で暮らしている私達には理解しがたい生活もあるんですよね。

同じトイレの話なのですが、著しい経済成長を遂げているインド・・・

このインドでは、未だに5億6400万人の人が野外排せつの生活なのだとか・・・

この数字は野外排せつしている国別人口の6割に当たるそうです・・・

政府が補助金を出してもトイレの設置がなかなか進まないようで、

国民自体がトイレの重要さを理解していないのが問題のようですね。


今朝は、インドのトイレ事情に関する記事を転載してみようと思います。

~以下、12月20日読売新聞朝刊より抜粋~

「世界in-depenth」のロゴ
スラムの男は言った。「外で用を済ませばタダだ」


 著しい経済成長を遂げるインド。だが国民の半数近い5億人以上がトイレのない暮らしをしている。世界全体で野外排せつする人の約6割を占める計算だ。モディ政権2019年までに「全家庭にトイレを」と普及キャンペーンを展開する。野心的な試みは果たして実を結ぶのか。   (ニューデリー 田尾茂樹、写真も)
インド5億人
トイレの大切さを学び手洗いする生徒たち
トイレなし

トイレ仕様の大切さを学びながら、手を洗う生徒たち(インド北部ノイダで)
政府 普及へ懸命

国別野外排せつ人口はインドが群を抜いている

   ■ 突然襲われる

 首都ニューデリー郊外のスラム・シャバドデイリー地区。掘っ立て小屋が密集する区画の外れにある空き地の草陰で、まだ薄暗い1月の早朝、用を足していた主婦ウルミラさん(35)に大柄な男が突然襲いかかった。ウルミラさんの悲鳴に気付いた住人が駆け付けると男は逃げ去った。

 それ以降、ウルミラさんは必ず近所の友人と用足しに出掛ける。草陰で用を足す理由は「他に選択肢がないから」とウルミラさん。約2万人が暮らす地区のほとんどの家にトイレがない。

 地区内では、排せつのために外出した子供が連れ去られる事件も相次ぎ、昨年から17人が行方不明に。そこで用を足す子供に付き添うだけでなく、夜中に子供が用を足しに行きたくならないよう、食事の量を減らす親もいる。

   ■ 3200万個

 各地で女性や子供が野外排せつ時に乱暴される事件が後を断たずモディ首相が動いた。モディ氏は14年首相に就任すると、同年8月の独立記念日の演説で「我々は母や姉妹の尊厳を守るために、トイレを整備することも出来ないのか」と述べ、トイレ普及キャンペーンを宣言した。

 国連児童基金(ユニセフ)などの調査によると、インドの野外排せつ人口は約5億6400万人(2015年)。世界全体では約9億4600万人おり、インドはその6割を占める。

 政府は19年までに野外排せつ人口をゼロにすることを目指す。インドで一般的な和式に似たタイプの便器を中心に、水洗やくみ取り式を合わせて1億1000万個のトイレ新設を目標に掲げる。貧困家庭には1個当たり1万2000㍓(約2万700円)の補助金を支給しており、この2年余りで家庭用トイレ約3200万個が設置された。
 公衆トイレも都市部だけで50万か所設置する計画で清掃員も配置していく。

   ■ テレビが優先

 インド政府は1986年以降、何度もトイレの普及運動に取り組んだが、家庭用トイレの設置は進まなかった。都市部のスラムでは、トイレがない家にも衛星テレビや携帯電話はある。ニューデリー東部のスラムで暮らすドルーブ・チャンディさん(23)は日々の楽しみのためにテレビは欠かせない。外で用を済ませばタダだ」と話す。

 ニューデリーの民間研究機関・科学環境センターのススミタ・セングプタ水管理部副部長は「なぜトイレを使うことが重要なのかを適切に教えてこなかったからだ」と指摘する。

衛生悪化 感染症が深刻
 スラムでは、空き地の物陰や用水路などで用を足す人もいる。首都でも壁に向かった小用をしている大人の男性は珍しくない。

 インド政府は今回、キャンペーン予算の15%を啓発活動にあて、街中には「トイレ使用の習慣こそ真の発展」と子供が笑顔で語りかける看板が並ぶ。インドでは感染症で5歳以下の子供が年間約20万人も死亡しその主な原因は野外排せつと指摘される。衛生面への悪影響は深刻だ。

 トイレ使用の大切さを集会で訴える学校もある。2015年に男女別のトイレを新設した北部ノイダの公立中学では、授業前の集会で教師が毎朝、感染症防止などのためにトイレ使用や手洗い励行などを説いている。ユニセフ・インド事務所のスー・コーツ水衛生担当部長は「費用がかかっても衛生的な生活にトイレが不可欠だと人々に理解してもらうには、息の長い取り組みが必要」と強調する。
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