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スマホアプリでうつ病患者4割に改善効果あり!

2017-11-17 | 日々のパソコン
うつ病の治療に認知行動療法が良いというのは以前から聞いていました・・・

ただ、時間もかかるようなのでなかなか病院でも取り入れてくれない様ですね・・・


そんな中、一人で認知行動療法に取り組めるスマホアプリが開発されたようですよ。

先程、ググってみたのですが、詳しくは分かりませんがアプリも色々と出てはいるんですね。


新聞に載っていたのは、京大チームが開発したもので、

8週間のプログラム終了後、重症度の点数が半分以下に改善した人が

アプリを使用したグループで42%で、薬の変更のみの人の21%の2倍だったとのことです。


私も身内で経験していますので、このように一人でもできる治療法が普及してくれたらうれしいですよね。


今朝は、うつ病治療スマホアプリに関する記事を転載してみようと思います。

~以下、11月16日読売新聞夕刊より抜粋~

うつ病治療スマホアプリ

 うつ病などに対する「認知行動療法」に患者が一人で取り組めるスマートフォン版アプリを、京都大学などのチームが開発した。薬が十分効かない患者の約4割で改善効果が出たという。
 認知行動療法は、患者自身がものの見方や問題に対処する選択肢を増やし、ストレスの低減を目指す治療法だ。本来は、精神科医らが患者と面接して行う。うつ病や社交不安症などに効果があるが、時間や手間がかかることから実施する医療機関は少ない。
 そこで研究チームは、患者が一人で認知行動療法を受けられるアプリを考案した。

京大チーム開発 患者4割に改善効果

 患者は「予定の来客がなかった」「何もうまくいかないと思った」など、出来事とその時感じた不安などをアプリに記録し、自分の思考パターンを知る。また、「鼻歌を歌う」「お風呂に入る」といった気分転換の方法を選択肢から選び、実際に試して自分に合うものを実感してもらう。

 研究チームは、抗うつ薬の効果が不十分だった患者約160人を対象に、薬を変更するだけのグループと、薬を変更した上でアプリも使用するグループに分け、うつ病の重症度の変化を比較した。

 8週間のプログラム終了後、重症度の点数が半分以下に改善した人は、アプリを用いたグループが42%で、薬変更のみ(21%)の2倍だった。症状がなくなった割合も、アプリ使用では31%で、薬変更のみ(18%)より高かった。

 研究をまとめた古川壽亮としあき・京都大教授(精神医学)は「今後は実際の医療現場で活用してもらえるよう、方策を考えたい」と話している。
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