ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

ナマケグマのため息

2013-02-02 12:48:00 | 日記

私の本性はナマケグマである。

とにかく怠ける時間が大好き。忙しくて猫の手もひったくりたい時でさえ、合間をみつけて怠ける時のスリルと後ろめたい悦楽は癖になる。そして、だからこそ、やるときは徹底的にやる。

このメリハリが大事なのさ、とナマケグマは言い訳している。

ところで年末はなんだかんだと31日まで仕事をしていた。だから正月三が日は、ずっと家にこもっていた。天皇杯サッカー決勝と箱根駅伝をTV観戦したり、CS放送の007特集とロードオブザリング三部作をだらだら観ていた。

人に会う用事もなかったので、久しぶりに無精ひげを伸ばしていた。以前は土日は髭を剃らず、お肌の休養日などと言い訳して無精していた。でも、ここ三年ほど週末は母を見舞いに外出していたので、土日も髭を剃っていた。

だから髭を伸ばすのも久しぶりである。髭は濃いほうなので、数日あればくっきりと髭らしい髭となる。で、ショックを受けた。

なんと髭の中にうっすらと白髪が混じっていた。ア~ア、ふう。(ナマケグマ風に気怠く)

そうか、もうそんな年なんだと自分を納得させるが、やっぱりショックだった。ステロイド剤や免疫抑制剤を多量に服用していた副作用で髪が抜けて薄くなるのは、分かっていたので驚きはない。でも、薄くなった上に髭に白髪が混じるとは、やはり驚きである。

冷静に考えてみると、うちの家系はどちらかといえば禿げ、薄毛は少なくて、白髪が出るタイプである。その意味では相応なのだと思いなおす。

もっとも、だからといって白髪染めを使う気にもなれず、7日朝の仕事始めの前にはそり落とすつもりなので、そのまま放置する。このあたりの無精さがナマケグマである。

ちなみにナマケグマは何でも食べるが、蟻が大好き。写真のナマケグマの長大な爪に驚くと思うが、あれはアリ塚を崩すために進化したらしい。わりと温和な熊だそうだが、インドではベンガルタイガーでさえ距離を置く実力者。でも、熊らしく普段はゴロゴロしているようだ。絶滅が危惧される希少種でもある。大切に保護して欲しいものである。

コメント (4)
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