三文芝居も、いい加減にして欲しい。
先週末に発射された北朝鮮の弾道ミサイルだが、案の定、厳しい制裁を要求するアメリカ、日本、韓国に対し、煮え切らない態度をとる共産シナである。
共産シナこそが、北朝鮮に対して最も影響力を持つのだから、頼りたくなるのかもしれないが、そろそろバカな報道も止めてもらいたいものである。
北朝鮮が最も恐れ、かつ警戒し、それでも頼らなければならないのが共産シナである。北の独裁政権が、アメリカにも届く弾道ミサイルを、躍起になって開発したのは、アメリカに認めて欲しいからだ。
アメリカに国家として認めてもらい、共産シナを牽制する防壁になって欲しい。それこそが、最大の目的である。韓国も、ロシアも、そして日本も、今さら北朝鮮の領土なんて欲しくない。同じ民族である韓国は、統一を口にすれども、実行する具体的な準備はしていない。
唯一、北に野心を持っているのは、共産シナ一国である。その共産シナに北朝鮮を抑えて欲しいなどと主張するのは、茶番でしかない。もし、共産シナが、北を抑制できるとしたら、それは北朝鮮に傀儡政権を樹立した時であろう。
北朝鮮とて、それは分かっている。だからこそ、最大級の警戒を緩めないできている。もっとも恐ろしい敵であるからこそ、友好国のふりを続けねばならないのが、北朝鮮の現実である。
共産シナにとって、現時点での最大目的は、台湾併合であり、朝鮮半島は将来の課題に過ぎない。今、ここで北朝鮮を必要以上に威圧する必要はない。むしろ、放置しておいて内部崩壊を待つ方が賢明だ。
実際シナの野望にさらされている重圧下における、三代目の金正恩の太り方は異常だ。相当なストレス下での暴飲暴食が疑われる体型となっている。多分、この人、長生きできそうもない。そう、遠くない将来に、次なる政権交代があってもおかしくないと思う。
そして、幸か不幸か、日本政府には、なんら打つ手はない。いや、ない訳ではないが、それをやる気がない。何かといえば、それは日本独自の核ミサイル開発である。
別に政府がやる必要はないし、本格的にやる必要もない。第一、アメリカが嫌がるであろうし、なによりも日本国民が許さない。でも、もし日本の民間(大学なり企業なり)の研究組織が、核ミサイルの開発研究を始めると報道がなされたら、どうなるか。
多分、共産シナは恫喝してでも、北朝鮮にこれ以上の弾道ミサイルの実験を止めさす可能性はある。共産シナの恐浮ヘ、かつてシナの大地を蹂躙した日本軍が、再び復活することなのだから。
非情に危ない賭けではあるが、北朝鮮のこれ以上の弾道ミサイル開発を止められる可能性はある。ただし、核アレルギー甚だしい日本国民が許すまい。だから、日本には、なんら打つ手がない。
そして、拉致問題は先送りとなる。いくら、声を上げたって、口先だけの抗議なんて北朝鮮は聞かないでしょう。私も、この記事を書いていて楽しくはないが、これが現実だと思います。
本気で、日本人拉致被害者を救出したいのなら、最低でも武力を行使する覚悟を相手に見せつけない限り、決して解決しないでしょう。経済的制裁なんて、まったく役には立たないでしょうね。