
牧場幕営地Cが独占された朝
この余裕。日ごろの行いが良く、かつ運が良ければこんなことも。Kさん夫妻は3泊4日のキャンプ生活を過ごし今日帰っていったが、その朝はこんな雰囲気で朝食を楽しむことができたようだ。
このブログを読んでくれる人は多いのに、いまひとつどんな山の中にあるキャンプ場なのか不安があって、来るのがためらわれるのかも知れない。しかし、こんな写真を見れば「あの人を誘って」、なんて気になるのでは。
背後の建物が、知ってる人は知っている時代遅れの山小屋「農協ハウス」で、本日はこの小屋を長年利用してくれている自然観察を中心に活動している団体の6名が、貸し切り状態で2泊滞在する。彼らは到着してあまり休むことなく、テイ沢方面に出かけていった。相変わらず元気だ。
明日は天候に関係なく、天体写真でお馴染みのかんと氏が来ることになっている。ただ失礼ながら氏は、雨男ではないかとこのごろ疑っている。昨年は延べ15泊ほどしてくれたが、そのうちどれほど氏の実力、入笠牧場の実力を発揮し証明する機会があったかと残念に思った日、いや夜もあったりしたからだ。明日も天気は日本晴れのはずだったのに、なんてことはないが・・・。
この連休、山の事故が相次いだ。死亡事故の原因は滑落と報じられている。強い寒気と、それに伴う強風のため、3千メートル級の山は春先の富士山のような天候状態になっていたのだと思う。吹き曝しは雪面が氷化するから、当然アイゼンやピッケルを正しく使える技術が必要だが、かりにそれができたとしても、風、それも突風にでも襲われれば、どうしようもないことだってある。それは風に飛ばされるというよりも、急流に押し流される感覚、と言えばお分かりだろうか。
連休も後半に入った。かんとさん、このブログを読んでも、気を悪くしないでお出でください。待ってます。海老名出丸さん、了解しました。そのころには抜けるような五月晴れと、夜はFull of stars!を用意しておきます。
山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H28年度の営業案内」をご覧ください。