入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

       ’16年「春」 (57)

2016年05月05日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


  今日で連休も終わる。あっという間に日は過ぎてしまった。明日休んで、もう二日、という人もいるだろうが、それでもなんとも呆気ない。久しぶりに来た旧知の客と飲み語り騒ぎ、そして帰っていく彼ら彼女らを見送る。その後普段の仕事に戻るのに、少し余分のエネルギーがいるだろう。





 谷川の清冽な流れ、その瀬音、どこかでする鳥の声も聞こえる。白樺の芽吹きに先駆け、山桜の花が咲いた。昨夜、無窮の遠(おち)へと乗り出していった星の旅人たちはどこまで行ったことだろう。夜半を過ぎれば天の川銀河が、広大な夜空の主役になっただろう。
 
 ここは明るい。陽射しは強いが、時折吹く風はまだ冷たい。気紛れな雲があっちへ行ったりこっちへ来たりと、真っ青な空を邪魔してる。コナシの芽吹きももうすぐ始まる。今年はいつもの年よりも早い。白樺やダケカンバが萌え出せば、それで遅い春の役者は大方揃ったことになる。

 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては、カテゴリー別の「H28年度の営業案内」をご覧ください。
 
コメント
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