入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

       ’16年「夏」 (10)

2016年05月15日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


  昨夜は久しぶりに焚火をした。トロトロと燃える火は暖かく、揺らめく炎を見つめていれば星空を見ているときと似た感情が湧いてきて、また遠い祖先のことが偲ばれた。
 
 鳥の声がする。今朝は霧が出ている。新緑の森や林に霧が流れ、かと思うと薄日が射す。そしてまた霧が立ち込め・・・、というようにさっきからそのたびに周囲の風景や雰囲気が忙しく変わる。
 6月の9日には牛が上ってくる。まだ何頭ぐらいか分からない。それによって、牧場の受け入れ態勢も変わってくるが、今年は例年にも増して水に手を焼き、倒木の処理に手間をかけて、まだ牧柵の補修や電気牧柵の設置は後回しになっている。
 鹿については、一昨日と昨日で12台のくくり罠を掛けた。今朝見回ってみれば、罠の傍に3,4頭の鹿がいた。行動が極端に鈍かったのは、出産を控えているせいだったかも知れない。何も知らずに鹿しかという人が多いが、そんな鹿は獲れれば獲れたで、厄介な仕事になる。

 今日は日曜日だった。いろいろあるが、振り切って静かに帰ろう。
 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H28年度の営業案内」をご覧ください。
 




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