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ようやく第1牧区の「三本のミズナラ」が芽吹き始め、牧場の雰囲気も変わった。コナシも今日のような天気が続けば、今は赤い蕾でも、すぐに白い花を開くだろう。ただし、同じ木でもこの花の開花はまちまちで、そのため折角咲いた白い花に赤い蕾が混ざっている間は、純白の花嫁ドレスになぞらえるにはふさわしくない。枝打ちではさんざんに手を焼かされたが、やはり”性悪の花嫁”である。呵々。
東部支所の職員の農業研修が一応今日で終わった。4人づつ4回にわたって行われたが、彼ら彼女らは普段は金融や共済に関係する人たちが主で、牧場と直接関わることはない。それでもJA上伊那が入笠の地にこのような牧場を持ち、いろいろな問題を抱えながらも保持し続けているその実態に触れたり、知ってもらえたことは意義があったと思う。
牛乳を飲むときこの美しい牧場を思い出し、先人の努力、牧場の今、酪農の現状などを少しでも考えてもらえたら有難い。ご苦労様でした。
また今日は、畜産のコンサルタントのY氏、畜産課々長、同係長も牧草の状況などの視察で来牧、しかし充分な対応ができず申し訳ないことをした。
海老名出丸さんご夫妻が来訪。昨年の10月以来で、今回も2泊の予定。今のような季節、キャンプ場を独占してノンビリ過ごすには「これ以上のところはない」、と言っていただいた。宣伝しておきたい。海老名出丸さんによれば、蝉は2時半にピタリと鳴くのを止めたとか。
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