入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「夏」 (22)

2017年08月03日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 きょうも厚い重たそうな雨雲に、ここと標高があまり変わらない守屋山や近くの山々は、まるで首をすくめているようにさえ見える。

 ある日突然というわけではないが、大沢山の牧草の穂先はもう緑の草の色が落ちて、遠くから見れば草地全体がすでに茶色に変わっている。そういえば、つい先日撮影の打ち合わせに来たカメラマンが、ケンタッキー・グリーンの穂の色が黄土色に変わっているのを目にして驚いていた。小入笠の山腹に広がる第4牧区は、まだ一面なんとか緑の色を保っているが、第1牧区もきっと遠くから見れば大沢山の牧草と同じように見えるだろう。
 牛たちは入牧してようやく半分が過ぎたくらいで、あと2ヶ月をここで暮らさなければならない。今月10日の中間検査にはまた10頭ほどが上がってくるはずだが、一度草の状態がああなれば牛たちは徒長した草を避けつつ、まだ若い柔らかな草を探して食べる。大丈夫だ。

 きょうは霧の向こうから小鳥の声がする。いつ一降りあってもおかしくない天気に鳥たちも混乱しているようで、今聞いたあの3種類の鳥の鳴き声は、かなり慌てているみたいだ。



 赤羽さん:確かに「東谷」はあるけれど、「西谷」はどの谷を指すのか。小黒川からの位置だとは分かるが、「西谷林道」の名前はあっても、どこが、どれが、「西谷」なのかは不明なままです。早速、お申し越しにより牛の写真ですが、この牛はアップに耐えられないのか、目のあたりがツブレてしまいました。
 こんな天気で、8月前半はキャンプ場も小屋も静かなものです。

 8月中は、キャンプの場合も、予約をお願い致します。キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。
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