昨日、帰りがけに、池の平を少し下ったところで目に飛び込んできた色づいた木の葉。今朝、上ってくるときも確認したが、葉の色が黄色く変わってしまっている。病葉(わくらば)というのかも知れないが、それでも驚いた。雨や霧に惑わされ、隠された季節の背後では、次の季節がもうそこらあたりまで来ていることを、こんなふうに教えられるとは・・・。
恐らく明日から数日は夏らしい日が続くだろう。しかしそれで、短命な今年の夏は逝く。信州のこの辺りでは盆が終われば、たとえ里に暮らしていても夏の終わりを意識するようになる。空の色、吹く風、川の流れの音にも、夏が後姿を見せて去ったいくのが分かる。
夏が短命な分、少しでも穏やかな秋が長く続いてくれればいいのだが、今年はさてどうだろう。一昨年のように、8月10日ごろから約1か月、終わったばかりの梅雨の再来のような鬱陶しい日が続いて滅入ったことがあった。昨年の秋も日誌を見れば、9月は良くない天気が続いている。もしかすれば、秋晴れなども、存外貴重な天の恵みなのかも知れない。
まだまだ都会では炎暑の日々が続くだろうし、秋は遠い季節だろうに、こんなことを書けば、ひねくれ者と嘲笑われることは間違いない。汗を流している人の横で、ビールもだが、熱燗を飲もうとする方だから、お赦しを。
各位におかれては、何卒ご自愛ください。お蔭さまで、この独り言の読者数が新記録を大きく更新しました。折れかけていた気持ちに、強い刺激となりました。ありがとうございました。
8月中は、キャンプの場合も、予約をお願い致します。キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」と「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。