「お前、昨日、一昨日と随分抑えた書き方をしたな」
「あっ大先輩、それでござる」
「あんなピンボケの眠たい話でなく、もっとお前の具体的な案や、考えはないのか」
「もちろん、ないわけではござらぬ。どころか、たくさん!」
「なら、それを会議で話し、ブログにも書けばよいではないか」
「大先輩、某(そっれがし)の立場は『オブザーバー』なのでござる。混ぜておかないとウルサイぐらいに考えたんでせう」
「それにしてもお前のそこがアラスカで、富士見がカナダというのは、分かると言えば分かるが、エラク大胆な譬えだな」
「恐れ入りまする。某(それがし)は、ここの素晴らしい自然の利用、活用を考える前に、まず守るべきものをどのように守るかを前提に、話を進めてほしかったのでござる。しかし、何も知らない人たちにそれを言っても無理な話で・・・」
「確かに牧場だけでなく、この静かな環境、人の手のあまり入らない自然は宝だし、何としても守らなければいけないな」
「きょうの写真を見てくだされ。この夕焼け、それに星空、いくら金をかけてもこの自然には勝てませぬ。入牧頭数の減ってしまった牧場だって、上手に役立てる手はありまする。例えば・・・」
「なるほどな。名案だ」
「それに大先輩、この辺りの山や森には、北沢長衛が歩き、見てきたような南アルプスが、まだ残っているのでござる」
ここの山小屋をベースにして美しが原、霧ヶ峰、高ボッチ、守屋山、西駒などへ出かけてみるのも妙案ではないかと、是非
ご一考を。
秋到来。キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」と「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。