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昨日の帰り、驚いたことに、雲の間から見えた中央アルプスの主要な山、駒ケ岳、空木岳が冠雪していた。そして今朝、千丈岳においても山頂やそこから落ちている幾本もの沢筋が白くなっていた。ところが、御嶽、乗鞍さらに北方に連なる山々、北アルプスには降雪が認められず、今朝は他にも用事があり大沢山に上がり、さらに確認してみたが結果は途中で見たのと変わらなかった。南信州の上空の一部にに寒気が入ったということだろうが、それにしても最近の気象には経験則が当てはまらなくなった。
今週末はまずまずの天候のようだ。紅葉の見ごろというのもこのころを境に、次第に落葉が目立つようになる。昨年は、まだ紅葉狩りの訪問者が結構いたが、今秋は静かなもので、きょうはテイ沢を通て来たのだろう、犬を連れた女性の姿を一人見かけただけだ。鹿の鳴く声が何とも寂しさを増す。
鹿と言えば、夕暮れの山道を帰る時、随分とその姿を目にするようになった。特に、単独の大きな角を生やした、仔牛並みの雄鹿とちょくちょく出くわす。日中は群れの中にいて、夜になるとその中から気に入った雌鹿を呼び寄せ、逢瀬を楽しむのかどうかまでは知らないが、そういうことも考えられなくはない。きょうも大沢山では、遠目でもすぐに雄と分かる落角前の鹿が3,40頭の群れの中に何頭もいたが、あそこで大きな態度をして品定めでもしていると思うと小癪な気がしてくる。
何年か前、雄鹿を捕獲し、止め刺しを試みたが激しく抵抗されて、それどころか自分の狩猟用のナイフで手を切るという失態まで犯したことがある。心臓と肺の2か所に一応ナイフは入ったが、浅かったのだろう。今なら、一人であんな大きな雄鹿を相手にするのは御免だ。ただ、これ以上アイツ等をのさばらせておくわけにもいかないから、気持ちが揺れる。
この頃では、錯誤捕獲のクマには同情しても、鹿に対してそういう感情はない。
匿名の質問者へ:ゴンドラ山頂駅からここまでは約1時間ほどです。直火は4か所ある幕営地の所定の場所なら可能です。
F破さん、通信有難かったです。多くの人にとっては、確かに「裏入笠」ですね。知られることが良いかどうか分かりませんが、もう少しここの手入れしたいことはあります。
秋風が旅に出ろと言ってませんか。小屋もキャンプ場も充分に余裕があります。FAXでも予約や問い合わせに対応できます。ご利用ください。入笠牧場の営業案内は「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」
「同(2)」をご覧ください。