入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’18年「秋」 (51)

2018年10月18日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 きょうもいい秋日和だった。青空と雲とが半々ぐらいだったと思うが、終日昼飯も食べずにテイ沢の谷の中にいた。下から4番目の「夫婦が淵」に架かる丸太橋の一部修復を始めたら、途中で手を引くことができなくなってしまった。
 ここの橋は下流から行った場合、渡り出す部分がかなり痛んでいて、用意してある丸太と交換しないとそのうち事故でも起きはしないかと気になっていた。この橋も他の幾つもの橋と同じく、新しくしてから大雨により一度流されているが、その後の架け替えの際の仕事が複雑になり過ぎて、どこから手を付けたらいいのか分からなくなっていた。複雑と言ってもそれは、再び流されないためのあがきに似た作業で、丸太や支えの棒がどのような関係になっているかも判然とせず、一度解体したら再現できるかも不安だった。
 丸太だけは担ぎ上げておいたが、そのままなかなか手を出すまでに至らなかったのは、そんな事情があったからで、特にこの場所はテイ沢の中でも見どころの淵がある場所だけに、できればそれにふさわしいもっと立派な橋を架けたいと思っていたくらいだ。それが昨日の山奥氏と一緒に流失しかけた橋の修復をして勢いが付いたのか、とりあえず丸太を取り換え、渡れるだけのことはしておいた。まだ、もう少し手を入れるつもりで帰ってきた。

 作業中、今流行りのトレイル・ランの訓練でもしているのか男女が3人ばかり不安定な足場を渡っていき、その後大分たってからまだ終わってない中途の段階を無言で渡ってきた老人1名、声ぐらいかけて下さいよと言っても、何も言わず立ち去っていった。クク。

 秋風が旅に出ろと言ってませんか。小屋もキャンプ場も充分に余裕があります。FAXでも予約や問い合わせに対応できます。ご利用ください。入笠牧場の営業案内は「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」
「同(2)」をご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする