■八ッ場ダム建設地周辺の新川原湯駅周辺の赤い水調査の帰り道、有害スラグ不法投棄特別調査チーム・リットン調査団が歩道のアスファルトが壊れ始めている状況を発見したようです。レポートを見ていきましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/4a/80603e0652e102f12d96dc9cb36d9287.jpg)
↑大沢地区の移転代替地を走る道路の歩道に亀裂を発見!↑
*****リットン調査団の現況レポート*****
リットン調査団、レポート続けます(^^)/。
新川原湯駅周辺の赤い水も酷かったのですが、帰り道に発見した歩道の亀裂も凄い!こんなに壊れた歩道は初めて見たかもしれません。読者の皆さま、覚悟を決めてご覧ください。
場所はこちらです。↓↓↓
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■まずは場所ですが、国土交通省・八ツ場ダム工事事務所のホームページに「県道林・岩下線大沢橋床版」と紹介されている橋につながる県道林・岩下線の歩道であると思われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/71/1afac1b8192d407716b57e794753aded.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d7/acb70efecff36dc110e2a1947524354a.jpg)
↑国土交通省・八ツ場工事事務所のホームページより引用しました。
http://www.ktr.mlit.go.jp/yanba/kouji/kawarayu/02/kawarayu02.htm ↑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/cd/d8771388fd9a900b8e1cc030c3efbef8.jpg)
↑驚かないで冷静にご覧ください。歩道脇に設置された側溝がズレてしまっています。スラグ膨張パワーで横方向に押されてしまったのではないでしょうか?↑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/e8/5d48e4210cc1a20d06c5cda234662222.jpg)
↑見事に亀裂が入っています。側溝がズレたり、亀裂の入り方からして、有害危険スラグが歩道の下に相当量叩き込まれているのではないか!?と推測されます。↑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/12/440b029b3ccd7a82f46a4db08033aa2e.jpg)
↑おっと!縁石に異変が起きていませんか?↑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/de/d7d67339198d70607dc2eceee8eb882f.jpg)
↑真横から見ると、右側の縁石がズレて、持ち上がっています。スラグの膨張により持ち上がってしまったと考えられます。スラグ隆起パワーです。キテます!↑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/82/2f77fed7269205604b2b47cc62b566cc.jpg)
↑その時、「おい!隆起しているぞ」」と声が上がる。しかも、何やらチョークで印がしてありますが・・・。↑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/79/2aaa9182d4e9ff45951bda3371d48549.jpg)
↑500ミリリットルのペットボトルを置いて撮影してみました。5cmほど歩道のアスファルトが持ち上がっています。しかも、横方向に押し出され、隙間が空いてしまっています。ここまで来れば有害危険スラグが歩道の下に不法投棄されていて、大変恐ろしいスラグ膨張パワーにより隆起してしまったと考えても良いのではないでしょうか。スラグパワーです。キテます。↑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/e7/ee102dafcbbd306b87a9e48390ca2878.jpg)
↑振り返ると、遠くで補修作業らしき工事をしている人達が見えました。作業ご苦労さまです。しかし、壊れた歩道を修復する作業をしているとしたら、まずは壊れた原因をお役人様が把握しているのかが、問題となってくるのではないでしょうか?↑
*****続く*****
■八ツ場ダム工事関連周辺に見られる、亀裂や隆起している壊れた歩道をご覧いただきました。歩道のアスファルトを剥がして中を見た訳ではありませので、あくまで推測になりますが、数々の大同特殊鋼由来の有害スラグによる亀裂や隆起を見てきたリットン調査団にとって、スラグの隆起により歩道が壊れたとの印象を強くしたようです。このままでは、治しても治しても、スラグが下からアスファルトを持ち上げて再び亀裂が入り、しばらくは補修工事をし続けなければならないでしょう。
壊れた歩道の原因が有害スラグによるものだとすれば、その補修費用は原因者、つまり、歩道を壊す危険な建設資材を投棄したブラック佐藤建設工業が負担するべきでしょう。またこの歩道工事を施工した建設業者がスラグだと知っていた悪意の場合、建設業者も連帯して工事費用を負担するべきです。間違っても、市民が納めた血税がつかわれることがあってはなりません。
それだけに留まりません、この歩道の下に有害危険スラグが不法投棄されているとしたら、佐藤建設工業は原因者として撤去して遮断型最終処分場に埋設処分しなければなりません。なぜなら、大同特殊鋼由来のスラグには、環境基準を超えたフッ素が含まれているからです。「有害スラグは遮断型最終処分場に埋設処分する」というのが、廃棄物処理法に定められたルールなのです。
【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】