■東邦亜鉛と安中市前市長の岡田義弘氏との関係は地元では知る人ぞ知る癒着の間柄と目されています。なぜなら北野殿地区に点々と東邦亜鉛が所有する土地の草刈りを、以前から岡田義弘氏およびその親族が行っている姿が頻繁に目撃されていたからです。岡田氏が市長の座から去って以来、9年の歳月が経過し、最近は目立った動きがありませんでしたが、先週末の4月20日朝、ユンボの稼働する音が村中に響いたため、現場に行ってみると、岡田前市長の自宅裏の東邦亜鉛社有地で重機がさかんに稼働していました。いったい、どういうわけなのでしょうか。
そう思い、現場で作業をしていたかたに聞いてみたところ、高崎市下室田町にある有限会社樋口建材の関係者であることが判明しました。この土地が東邦亜鉛所有地であることもご存じで、「では、東邦亜鉛からの発注ですか?」と聞くと、「いいえ、岡田さんからの注文で、ここにあった石ころなどを片付けています」とのことでした。「なぜ、東邦亜鉛の土地なのに岡田さんから発注をうけたのでしょうか」と聞いたところ、「自分もよくわからないが、なんでも30年ほど前から岡田さんが借りているのだそうです」とのことで、それ以上はわからないそうです。筆者は「では、事故に気を付けてご安全に」と声をかけて現場を去りました。
そして翌日、安中市議選の投票のために再び現場を通りがかったところ、道路にヒビがあるのを見つけました。また、指導の脇の土手が掘削され、東邦亜鉛の土地にあった大きな石ころが、数個並べられていましたが、道路舗装との境界線から石ころの外側が数センチ道路側にはみ出ていました。
既に業者は現場にはいなかったので、このまま放置しては安中市の財産である市道に瑕疵として影響を与えかねないため、市の土木課に連絡して、原因者に是正措置を指導してもらうよう依頼しました。
また、所有者の東邦亜鉛がこの工事についてどのような見解を持っているのかどうか、同社安中製錬所の事務部の中島次長に電話取材したところ、「確かに当社の所有地であり、岡田義弘氏がその土地を使うことについては承知している。整地工事についても知っているが、散在していた石ころを片付けるということのようであり、また造成というより整地程度なので原状を改変するものでもないため、問題になるようなことではないと認識している」とのコメントでした。
■その後、安中市土木課によると、「現場に職員を派遣したところ、業者は既に撤収していたが、たまたま土地の借主が現場にいたので、さっそく指導しました」との報告がありました。
それにしても、未だに東邦亜鉛は岡田前市長に対して、便宜供与を提供し続けていることがわかりました。現在、北野殿及びその周辺で平成7年以降、重金属汚染の畑地土壌の排客土のための公害防除特別土地改良事業が進行中ですが、東邦亜鉛と岡田前市長が依然としてこのような蜜月関係にあることが示されたからには、事業の今後の進捗になにか影響してくるのではないか、という懸念の声が再び地元で上がるかもしれず、引き続き、この東邦亜鉛の社有地については、慎重に見守りたいと思います。
なお、この土地に関する前市長と東邦亜鉛の関係については次のブログも参照ください。
○2009年9月23日:菩提寺の土地だったはず?・・不可解な岡田市長の自宅入口の土地登記手続↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/337.html
○2012年1月9日:自宅裏の東邦亜鉛所有地でゴミを燃やす岡田市長に文句が言えない東邦亜鉛の自社サンパイ場が告示・縦覧中↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/719.html
【ひらく会情報部】
そう思い、現場で作業をしていたかたに聞いてみたところ、高崎市下室田町にある有限会社樋口建材の関係者であることが判明しました。この土地が東邦亜鉛所有地であることもご存じで、「では、東邦亜鉛からの発注ですか?」と聞くと、「いいえ、岡田さんからの注文で、ここにあった石ころなどを片付けています」とのことでした。「なぜ、東邦亜鉛の土地なのに岡田さんから発注をうけたのでしょうか」と聞いたところ、「自分もよくわからないが、なんでも30年ほど前から岡田さんが借りているのだそうです」とのことで、それ以上はわからないそうです。筆者は「では、事故に気を付けてご安全に」と声をかけて現場を去りました。
そして翌日、安中市議選の投票のために再び現場を通りがかったところ、道路にヒビがあるのを見つけました。また、指導の脇の土手が掘削され、東邦亜鉛の土地にあった大きな石ころが、数個並べられていましたが、道路舗装との境界線から石ころの外側が数センチ道路側にはみ出ていました。
既に業者は現場にはいなかったので、このまま放置しては安中市の財産である市道に瑕疵として影響を与えかねないため、市の土木課に連絡して、原因者に是正措置を指導してもらうよう依頼しました。
また、所有者の東邦亜鉛がこの工事についてどのような見解を持っているのかどうか、同社安中製錬所の事務部の中島次長に電話取材したところ、「確かに当社の所有地であり、岡田義弘氏がその土地を使うことについては承知している。整地工事についても知っているが、散在していた石ころを片付けるということのようであり、また造成というより整地程度なので原状を改変するものでもないため、問題になるようなことではないと認識している」とのコメントでした。
■その後、安中市土木課によると、「現場に職員を派遣したところ、業者は既に撤収していたが、たまたま土地の借主が現場にいたので、さっそく指導しました」との報告がありました。
それにしても、未だに東邦亜鉛は岡田前市長に対して、便宜供与を提供し続けていることがわかりました。現在、北野殿及びその周辺で平成7年以降、重金属汚染の畑地土壌の排客土のための公害防除特別土地改良事業が進行中ですが、東邦亜鉛と岡田前市長が依然としてこのような蜜月関係にあることが示されたからには、事業の今後の進捗になにか影響してくるのではないか、という懸念の声が再び地元で上がるかもしれず、引き続き、この東邦亜鉛の社有地については、慎重に見守りたいと思います。
なお、この土地に関する前市長と東邦亜鉛の関係については次のブログも参照ください。
○2009年9月23日:菩提寺の土地だったはず?・・不可解な岡田市長の自宅入口の土地登記手続↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/337.html
○2012年1月9日:自宅裏の東邦亜鉛所有地でゴミを燃やす岡田市長に文句が言えない東邦亜鉛の自社サンパイ場が告示・縦覧中↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/719.html
【ひらく会情報部】